学校教育

2009年6月 7日 (日)

ホッと一息…文化祭が終わる

 お久しぶりです。昨日は大家さんに当たるI高校の文化祭でした。

 私がまとめている手芸班にとっては、2回目の文化祭での販売でした。昨年に比べて大所帯となり、しかもお隣の革工芸班に比べて重度の生徒さんが多くなったこともあり、製品を作るに当たってギリギリまで迷いながらの再出発でした。不景気のとばっちりでしょうか?ポリマークレイというあまりメジャーではない材料を入手するのも難しくなり、新年度早々から苦労の連続でした。諸々の問題が解決したところで、文化祭で確実に売れる物を開発しました。刺し子ではおしゃれな巾着やブックカバー、手作りビーズでは象牙もどきのチョーカーのトップを考えつきました。

子ども達には、4月当初に生産数を上げて売れないと予算を減らされる、すると作業の原料が買えなくなって手芸班がなくなってしまう…と大人の事情も伝えました。で、年間で5万円分は作って売らないと、1年分の材料費には足らない、とも伝えました。そしたら、全員奮起しました。「めざせ5万円だ」と口々に言いながら、頑張るんですよね…。本当にうれしく思いました。

文化祭当日は、売れました…!特に、刺し子のブックカバーは女子高生に受けました。「かわいい!どこで買ったの?」「分校の手芸班だよ」「じゃ、私も行く!」「今の時間は売り切れだってよ。次は10時半からだってさ」…。なんて会話があちこちでなされていたそうで、製品を並べる時間になるとうちのブースはすごい人だかりでした。製品を並べていた私も子ども達もギョッとしたくらいです。ブックカバーや巾着袋は、そんなにたくさん作れないので(手間がすごくかかるので)貴重品です。この文化祭では出した途端に売れてしまう、幻の製品となりました。

もちろん、他の製品もよく売れました。作った品は完売しました。みんなで万歳して喜び合いました。売り上げも4万円近かったので、更に大喜び。次の販売は市内のお祭りです。子ども達は、次はお祭りだけで「5万円いけるかも」と、すでに大張り切り。子ども達も私たち教員も、大満足で終わった文化祭でした。

夜はもちろん、I高校の先生達も交えて祝杯です。久しぶりに美味しいお酒でした。

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2009年4月19日 (日)

楽しいけれど、難しい…!

 と言いますのは、1年ぶりに数学の授業を持たせてもらったからです。一つのグループで初任の先生が国語を、私が数学を指導する形になったのです。

 一昨年は漢字や作文から四則計算、かんたんな図形や計測の指導くらいまでできるグループを受け持っていましたが、ガラリと変わりました。国語や数学と言うよりも自立活動に近い内容で、しかも実態に格差がある!!「国語」と「数学」に分けないで授業を組みたいと思いましたが、授業時数の都合でそうもいきません。国語の授業を持っている先生と話し合いながら、模索する日々が始まりました。昨日は百円ショップやホームセンターをさまよいながら、ネタになりそうなものを探しました。この感覚、前任校以来だなと嬉しく思いました。小学部の低学年辺りを受け持ったような感じです。楽しいけれど、相手は高校2年生です。彼らが持っている力を見極めて、活かすことを考えないといけませんけれどね。

主任業務と研修課の業務、それにこの不況の最中に実習を引き受けてくれる事業所を探さないといけません。今までにない緊張感を伴う多忙な日々ですが、この数学の授業が楽しみです。

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2009年1月25日 (日)

来年度が楽しみ

 先週末は、うちの学校の入学選考会がありました。

 顔見知りの子は一人だけで、他は初めて見る子ばかりですが、如何にも特別支援学校の子供らしい子ばかり。今の三年生から一年生までが軽度発達障害の子がほとんどなので、言葉で分かるし、読んで理解できるし、ある意味気楽にやってきた部分があります。来年度の一年生を見た私たちの感想としては…、「特別支援学校らしくなってきたね」「I高校の先生や生徒達はビックリするだろうね」「今日やってきた女の子が可愛いなぁ。一目惚れしちゃった」…。開校3年を経て、ようやく地元の特別支援学校として動き始めた感じがします。I高校の先生や生徒はビックリすることも多いでしょうが、いろんな人がいて世の中が形成されているのですから。

来年度から、教材や支援の仕方を本来の特別支援学校らしく切り替えていかなくてはいけません。忙しくなるけれど、楽しくなりそうです。

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2009年1月 3日 (土)

三学期が迫ってくる!

 忙しくも楽しかったお正月休みが、終りに近付いています。

 今、研修がらみの仕事にケリがつかないことで大いに焦っています。2月初めには研究会を開かなくてはいけません。その時の発表原稿というか、パワーポイントの資料ができあがらなくて困っているんです。それに、成績処理だってやれるところはやってしまいたい!なのに時間だけが過ぎていく…。学期が始まってしまえば、思うように時間がとれないことは目に見えていますので、今のうちにと思うのに。時間をうまく使えないのは、子供のころから変わらない私です。

 特に学校の研究がらみの仕事って、時間さえあればできるという代物ではないのが難点ですね。もっと、ササッとまとめて書けるだけの知恵が欲しいです。(始業式、来ないで!!)と悲鳴を上げているのは私だけかも…、ちょっと自嘲気味です。

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2008年12月26日 (金)

花壇作り

 今年最後のお勤めは、学校の花壇作りで終わりました。

 うちの分校の大家さんにあたるI高校が、「この花壇、使って良いよ」と言ってくれたので、園芸班で使わせて貰うことになったのです。しかし、何年も使っていない花壇は土ががちがちに痩せていて、子ども達ではとても耕せません。そこで、メンバーの教員が総出で鍬を入れることになったのです。日陰で寒くて、あんまり条件の良い場所じゃありませんが、プランターしか使ってこなかったうちの園芸班には画期的です。掘り起こした土に、腐葉土や牛糞、苦土石灰などを混ぜ込んでどうにかフカフカした土にすることができました。

 久しぶりに土を耕したので、きっと明日は筋肉痛か腰痛かのどちらかでしょう。旅行に行かないので例年よりも気が抜けて、かなり仕事が残っていますがぼちぼち家で片付けます。机の上もざっと片付けて、花を植えたプランターを市役所に届け、これで良し!と思って学校を出ました。完璧!と思ったんですが、今年の年末仕事は失敗です。お弁当のカラを忘れてきてしまいました。来年、年明け早々にこっそり処分しなきゃ、です(やれやれ…)。

帰りは回り道して、妹のいる病院に寄って姪の顔を見てきました。生まれたばかりの昨日は、本当に敬虔な感謝の気持ちでいっぱいでしたが、今日は本当に可愛くて、可愛くて…。一緒に帰った母と、車中は「赤ちゃん可愛い」の話ばかりしていました。

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2008年12月14日 (日)

絵手紙の年賀状

 今、私室のパソコンの隣にはA子さん(1年生)お手製の絵手紙が飾ってあります。9月の終りくらいに貰ったもので、秋らしくススキと赤とんぼが描かれています。

 個別指導の時間に、F子先生と一緒に何枚か描いていたようです。「ほれ、みかん先生いいでしょ?」とF子先生に見せられました。一目惚れしてしまいました。ほんわかした色合いと可愛い絵柄が何とも…。A子さんにしか描けない絵手紙です。御両親とお祖父さん、お祖母さん、中学校時代の先生方と、送り先が決まっていたようでしたが、思わず「私も欲しい!!お願い、私にも1枚描いて!」とA子さんにねだってしまいました。するとこっくり頷いて「みかん先生にも描きます」と言って描いてくれたのでした。

 今、A子さんは年賀状に取り組んでいます。今度は可愛い牛の絵です。またしても私は「良いなぁ。私にも描いて~」とA子さんにおねだりしているところです。A子さんのお母さんは「年賀状を出したいので、宛先を教えてください」と、年賀状をくださるおつもりのようです。「わ、うれしいな」とにこにこして言いますと、「あ、でもA子の絵手紙じゃないかも。普通の年賀状かも」と、お母さんから笑われてしまいました。あとは、私がひたすらA子さんにおねだりするのみですね。

 生徒からの直筆の年賀状ほど、正月を楽しい気分にさせる物はありませんね。いつもは旅先から帰ってから楽しく見させてもらっていますが、来年の正月はずっと家にいますから、年賀状が届くのが待ち遠しいだろうなと思います。その前に、自分も書かないと…です。年賀状は年末で学校が閉庁になったら書けるように、仕事を片付けないとだなぁ。

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2008年11月 9日 (日)

『あかんべえ』で一息

 昨日は、市内のふれあい広場に作業製品を生徒達と販売していたので、休日出勤でした。刺し子製品やビーズ製品が売れるかどうか、とても心配していたのですが、意外に売れ行きが良くホッとしました。

本当は天候は冷たい秋雨の一日で、しかもよそで別のイベントと重なるという、最悪の日でした。客足だって鈍いし、もう片方の革製品だって売れるかどうか怪しいもんだと密かに危ぶんでいたんです。でも滑り出してみると、数の少ない刺し子製品はあっという間に完売。手作りビーズ製品もストラップは飛ぶように売れたし、チョーカーやネックレスも好評でした。なんと高齢のご婦人方が喜んで買ってくださいました。嬉しそうに身につけている様子が販売する子ども達の励みになりました。(今のお年寄りって、おしゃれなんですね)今朝は講師を務めてくださったビーズ専門店の店長さんに、お礼のメールをしてようやく一つ肩の荷が下りました。

まだ、いろいろやることがあるのですが、取りあえず一休みです。午後は、久々にゆっくり読書をしました。といっても、ずっと前に買ってから忙しくて放っておいた本です。宮部みゆきさん著作の『あかんべえ』が手近にあったので読み始めました。なかなか面白いんですが…、これは今の季節に読むのには寒いなぁと、ちょっと後悔しました。何せ出てくるのが幾人(?)もの「お化けさん」。幽霊です。今日は昨日の秋雨からまた冷え冷えとする天気でしたからねぇ。これを読んでいるとホントに気温が低くて寒いのか、ナニかいるので寒いのか?と余計なことまで気になって更に肌寒くなりました。

この手の作品は夏休みにでも読むべきだったと早くも後悔しましたが、筋が面白いので読み出したら止まりません。ナニかが出る前に読み切ってしまおうと思います(笑)。そして、読み終わって気分がすっきりしたら、また仕事に戻ります。それまで一休みです。

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2008年11月 3日 (月)

ポリマークレイで教材研究

 私が班長を務めている作業班では、クレイを使ってビーズを作り、日用雑貨やアクセサリーを制作しています。昨年の今頃でした。「刺し子やビーズ手芸を取り入れた作業班を立ち上げるから、班長をしろ」と、一方的に押し付けられたのは…!

 刺し子も困ったと思いましたが、それ以上に困惑したのはビーズ手芸の方です。ビーズ製品は絶対売れないと確信していたからです。それでもポリマークレイの存在を知り、これを使ってビーズを手作りすることができると分かった時から、状況が変わりました。市販のビーズではない、手作りビーズの魅力が受けて1学期の文化祭では、ブレスレットやストラップが完売しました。市内で開催される「ふれあい広場」では、ネックレスやチョーカーを新発売します。ビーズ手芸班を置いている高等部は多いでしょうが、クレイを使ってビーズまで作っている学校は私たちだけかも…、と密かに自慢に思っています(笑)。

 3連休二日目の今日は、新製品を開発するためにいろいろ作っていました。ビーズではなくても、いろんな物を作ることができるクレイ。トンボ玉風や陶器風のペンダントトップを作ったり、バレッタ金具に粘土を張り付けてお洒落な髪飾りにしてみたり、いろいろ作りながら考えました。バレッタはできあがった物を妹にプレゼントしました。私は髪が短いので…ね。妹は大喜びしてくれました。よく似合っていたので私も気分が良かったです。ずっとクレイをこねているのも身体に良くなさそうなので、途中で市内のバラ公園に行ってきました。そこの売店でもつい、職業病が…。買いはしないけれど(高いので)、ネックレスやメガネチェーン、ストラップについ、目が行きます。(これなら作れそう)(こんなんじゃ、私が作った方が勝ってるね!)とか思いながらね。

 で、いろいろ見て回って分かったことは、デザインビーズばかりではなく、単色で単純形のビーズをたくさん作る必要がある、ということでした。地味なビーズがあるからこそデザインの凝ったビーズやトップが映えるんですね。明日、時間があれば単色・単純ビーズを大量生産する方法を考えます。今日は、粘土の練りすぎで手がカサカサ、指先もヒリヒリしています。でも、こういうのって楽しいですね。つい、時間を忘れてのめり込みます。一番好きな仕事の一つです。

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2008年10月12日 (日)

夢…こんなのが有ったらいいな

 美術の授業で、「未来の街を想像して描いてみよう」なんてことを始めました。元々は、コラージュやマーブリング、スパッタリングなどのモダンテクニックを使っていろんな表現を工夫することが目的なんですが。目的はさておいて、取りあえず「未来の街」とやらをいろいろ夢見て想像してみないと描くことができません。

そこで、先週末は子ども達にいろんな「未来の街」を想像してもらいました。なかなか思い浮かばない子もいたんですが、「車が空を飛べると良いな」「イヤイヤ、水陸両用だ」「エスカレーターで雲の上まで行けるの」と、次々出てきました。「思い浮かばない~っ」と嘆いていた子も、友達の夢に触発されて「スイッチ一つで、アニメやゲームの世界に入り込める」「ボタンを押せばすぐに街中がお祭りになる(爆笑!)」などなど、いろんな傑作が飛び出しました。雲の上にお家がある、エレベーターやエスカレーターで月に行ける、火星に行ける、宇宙人といつでもお話しできる…と彼らの夢は尽きることがありません。

私も、少しいろいろ思い浮かべてみましたが、子ども達のような本当の「夢」みたいなことはなかなか出てきません。出てくるのは生活に密着したこと…、例えば「頼めば部屋の掃除から買い物、ご飯の支度まで全部やってくれるロボット」とか、「眠っていても安全に学校まで連れて行ってくれる自動車」みたいな私の横着さが発展したようなことばかり。年を取ると、こういう夢を見るのは難しくなるのかもしれないと、少し寂しく思いました。

それでも昨夜寝ながら想像して、「有ると良いかも」と思ったものがあります。さっき言ってた安全な自動運転の車で、私が運転しなくても良いヤツ。これで国内旅行ができれば面白いかもしれないなと思いました。家からスタートで便利だし。運転しないんだから、車窓を眺めてお酒だっていけるだろうし、今の車の延長ならオーディオも付いてるから楽しいし。できれば寝台特急のロイヤル並の装備だと最高かなぁ。

……と、ここまで考えて、やっぱり普段の生活の延長でしかないなとガックリしました。荒唐無稽な夢を見るのは子供の特権かな。トトロは子供のころにしか見えないとしたのも分るような気がしました。でも、有ると良いなぁと思うのは、やはり尽きない夢です。いつか誰かが発明してくれると良いなと思います()

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2008年10月 5日 (日)

プチ・家出

 先週末は、体育大会がありました。昨年と同様、普通の高校生と一緒に行う体育大会はとても楽しいものでした。しかも、今年は教員が増えたので余裕があり、100メートルや200400メートル走の決勝や部活対抗リレーなど、観戦する楽しみも味わえました。

 そして、その晩は体育大会の夜の部。要するに、お疲れ様の飲み会です。I高校との合同飲み会でした。体育大会の後は片付けがあったり生徒の下校が遅くなったりで、自宅に車を置いてくる時間ありませんでした。店はK市の駅前なので、二次会の後は駅前のビジネスホテルで1泊することにしました。そうなると、気が楽です。いつものように終電を気にする必要はないし、車で店の近くまで行くことができます。車はホテルに預けて、飲み会の会場まで歩いていきました。

 「みかんさん、今日の家出先はどこなの?」と、教頭先生に訊かれまして、「Kホテルですよ。宿泊サイトのポイントがたまっていたから四千円台で泊まれました。朝ご飯付きですよ」と答えましたら、うらやましがられました。改装して間もなくのホテルなので部屋も奇麗だったし、大いに得したと思っています。その後は気楽にお喋りして、食べて飲んで大いに楽しみました。来年の職員旅行の構想まで立てちゃったりしてね。

 みんなで大騒ぎして、飲んで食べて笑った後は、予約したホテルに入りました。シャワーを浴びて「やれやれ…」と思ったら、あっという間に眠ってしまったようです。本当はプチ旅行気分でもう一杯くらいやりながら、一人の夜の時間を楽しみたかったのですが、大分疲れていたみたいです。睡魔に勝てませんでした。

翌朝はいつもよりのんびり起きて、朝ご飯です。この朝ご飯だって、安ホテルのメニューだから大して期待はしてなかったのに、パンも数種類、ご飯も味噌汁もあるし、おかず類も私のいつもの朝ご飯よりも充実していて、びっくりしました。たまには、こういうちょっぴり贅沢な週末も悪くないと思いました。

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2008年9月20日 (土)

久々に図書館へ

 来月半ばから私がメインで授業をする単元が始まるので、資料を探しに近所の図書館へ行ってきました。

 総合的な学習の時間(…長たらしい名称。未だに好きになれない)で、「保存食」について調べ学習をすることになっています。授業の導入に使うための資料が欲しかったのです。書籍ももちろん要りますが、できればビデオなどの映像資料があるとありがたいと思いました。しかし、ビデオの類が無いんですねぇ。司書さんにお願いして、「食の歴史」とか「食物保存の知恵」といった内容のビデオ資料があるかどうか探してもらうことになりました。単に芋切り干しや切り干し大根の作り方を調べ、作って食べて終りじゃなく、食物の大切さやありがたく食事をいただくといったことに繋げていきたいので、最初の導入は重要なんです。でもまぁ、既存の資料は無いものと覚悟して、自力でパワーポイントなどを使って呈示資料を作った方が早いかもしれないとも思っています。

 久しぶりに図書館までの道を散歩しました。目的が「保存食についての資料を探す」ことだったせいか、自然と途中の乾物屋さんや魚屋さん、八百屋さんの店先に目が行きました。海苔やらシラス干し、鰹節、わかめ、寒天、干し椎茸…、焼麩、高野豆腐、干瓢なども。妙に、日本古来の保存食に目が行きました。ジャムや焼き菓子、漬け物も昔からの保存食だし。洋の東西を問わず、古来から人間が食べ物を保存するために知恵を絞ってきたことの重要性に、子ども達が少しでも気付けるように授業を組んでいきたいと、今は楽しく考えています。

借りてきた本も、結構面白くて勉強になりました。「総合的な…」の授業は、教材研究が面白いと楽しいです。(時間的な余裕がないと苦しいですが)

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2008年7月13日 (日)

夏…ですね

 今年の春から夏にかけて、何か変ですね。やたら雨が多いし、7月になってもあまり「暑い!」という感じがしません。私の住んでいるところはまだ梅雨が明けていませんが、それでも少しずつ夏らしくなってきています。

先週の金曜日は、前期のあらわれの前段階の「個別の指導カード」を書くために、夜遅くまで学校に残っていました(本当は日頃から書くべき代物ですが、普段は書く暇なぞありませんから、まとめ書きです…苦笑)。次の日が土日のお休みだから、できるだけがんばってから帰ろうと思ったのです。放課後、子ども達が帰った4時過ぎからひたすら書き続けて、2時間半ほど経ちました。

その頃になると、流石に私の集中力も切れてきて、書くのが嫌になってきてしまいました。(いかん、いかん…)と思い、少し気分転換に職員室を出て歩いてくることにしました。廊下に出ると、窓に広がるのは爽やかな夏の午後らしい白の紗がかかったような青い空でした。視線をグラウンドに向けると、サッカー部とソフト部の子たちが期末試験から解放されて伸び伸び練習しています。中庭の方からは、野球応援の練習をしているようでブラスバンドと団員の大声が聞こえてきます。「いいなあ、如何にももうすぐ夏休みって感じで」と何だか羨ましく思えました。

(そういえば、明日は早々に試合じゃなかったっけ?)と、西側の野球場の方を見ました。すると目に飛び込んできたのは、それは綺麗な夕日でした。まだ、秋じゃないので夕焼けではないのですが、丸くて茜色のくっきりとした夕方の太陽です。まぁ、なんて綺麗なんだろう、と久々に心が洗われるような気分でした。雨が多くて鬱陶しい上に、仕事は山のようだし、指導主事訪問が迫ってきているし、気掛かりなことばかりですが、この時は一瞬、全ての憂さを忘れました。

季節は確実に巡って、もう夏なんだなと思いました。この綺麗な夕日は、5分もしないうちに山の向こう側に隠れてしまいましたが。それでも、私に元気を分けてくれてから隠れました。綺麗な夕日を久々に見て、とっても得をしたなと思える週末でした。指導主事訪問の中心授業もきっとうまくいくことだろうと、ちょっぴり気楽に思うことができました。

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2008年7月 6日 (日)

定時退庁…と言われても

ここ最近、なかなかブログの記事を更新している余裕がありません。でも、何だか腹立たしいことが始まったので一言書こうと思った次第です。

うちの県は、今までずっと出勤簿の押印で教職員の勤務状況を管理していました。ところが、昨今の教員の退庁時間が遅く、残業手当もないのに長時間残業はよろしくない。教職員の心身の健康が損なわれるのもよろしくない、ということで、まずは私たちの時間外勤務の状態の統計をとることになりました。で、先月から出勤簿の形式が変わったのです。定時から何時間何分程度の超過で退庁するのか、毎日記録する形になりました。これが、余計な一手間でして、現場の教員にとっては腹立たしいのです。月末にはトータルで何時間の勤務超過かを計算して出します。これも更に一手間!!帰り時間が遅くなったからには一刻も早く帰りたいのに、「なんで、余計な仕事を作る??」というのが私たちの正直な気持ちです。記録してどうなる?「残業手当をくれるならまだしも、この記録が何になる?」「勤務超過したら罰則だ、なんてならないでしょうね」と、いろいろ噂が飛び交いました。

教頭先生曰く、「でも、超過勤務を無くしていこうというのが本来のねらいだから。週に一日、『定時退庁の日』を作りましょう」・・・。そうは言ってもですね、定時退庁して仕事が片付くわけじゃなし。早く帰ったって仕事を持ち帰っていれば意味ないし。と、みんなでブツクサ言い合いました。「その前に、教職員評価制度とか免許更新制みたいな余計な仕事を減らして欲しいね」「本業以外の仕事が多すぎるよ」・・・「そうだ、そうだ、この新出勤簿だって、最後のチェックは俺(主事)がやらなきゃならないんだよ。それだけで帰宅時間が遅くなるってば・・・」みんな、不満と不平ブーブーです(笑)。

夏休みが待ち遠しいなと思いつつも、この夏休みだって仕事が山盛りです。休みだって取れるかどうか・・・。がんばって、休みを取りますけれどね。まあ、せめて夏休みだけは定時退庁で通したいとは思っています。

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2008年6月 1日 (日)

もうすぐ文化祭…手芸班の残業

 次の土曜日は、大家さんであるI高校の文化祭があります。うちの分校も教室を二部屋借りまして、作業班の体験コーナーや販売コーナーを設けて参加します。

 私が主任をしている手芸班は今年スタートを切ったばかりですが、がんばって出店することに…。4月から作っている刺し子のコースターと、ポリマークレイ(手芸用粘土)で作ったビーズのストラップといった製品を売り出すことにしました。で、生徒たちもがんばったんですよ。4月から作業を始めて1ヶ月もすると、ガタガタな縫い目も揃ってきて、きれいな刺し子模様ができるようになりました。刺し子模様を表面に、裏面はきれいな布地の端切れを縫い合わせたものを、合わせました。ビーズのストラップは、安価なビーズを主に使いましたが、メインのトップに当たるところをポリマークレイでビーズを作って焼成したものを用いました。これだけで、ぐっと見た目が良くなったような気がします。

 何とか製品化に漕ぎ着けましたが、この手芸班はうちの学校の中でもゆっくりなお子さんが対象です。最後のコースターの仕上げやストラップの金具付けなどは、できる生徒が二人ほどしかいません。生徒の手に余る分は、教員の仕事になってしまいました。先週は、毎晩のように夜遅くまで学校に残ってミシンかけやストラップの仕上げをしていました。こんなに苦労しても、しっかり売れる自信はないのが辛いですね。売れないな…と思うわけは、以前書いたとおり。刺し子も、ビーズ手芸も自分で作るものであって、買うものじゃないからです。ビーズ作りの体験コーナーを設けることで、手作りの良さや大変さ、面白さが伝わり、販売に繋がるかもしれないと企画しましたが。果たしてどうでしょうかね?

 この文化祭では、準備不足が祟って教員の残業が増える羽目になりましたが、次回の販売(地域のお祭り)では、全て生徒が仕上げまでできることを考えたいです。

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2008年5月17日 (土)

園芸作業の指導案

 指導案を作りながらの園芸作業。はっきり言って、園芸に関してはド素人の私なので、すごく重荷です。メインTを勤めるのにも周りの先生に教えてもらいながらの手探りだし。

 私にいろいろ教えてくれている先生は、N先生という若い講師の方です。もともと理科の先生で、大学でも園芸用植物とか農作物などの栽培を研究していたんですって。学生時代に使っていた教科書(一番易しい内容の本)も貸してもらいました。まさに、私の師匠になるために一緒に組んでくれているようなものですね(…と、勝手に解釈しています)。園芸は初めての私ですが、教材を工夫するために「こんな工程表を作りたい」「手順表もこんなのを作りたい」「だから、写真データを取って材料にしたいのよ~」と好き放題なことを言っては協力してもらっています。手順表や工程表の中身は、「ホントにこんな手順で良い?合っている?」と何回も聞きまくりました。

自信のない授業での指導案作りほど、嫌なものはありませんが、お花の育て方を勉強できたのは収穫です。仕事以外での趣味にもなりそうなので、これを機会にしっかり覚えたいと思っています。

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2008年5月 5日 (月)

指導案尽くめの4連休

 指導主事訪問の中心授業を請け負った時から、予想していたとおりのGWと相成りました。

でも、本当にがんばったのは連休に入る前の金曜日の夜でした。4連休全部を仕事で費やすのではやっていられないと思いまして、夜8時に帰宅してからほぼ徹夜に近い形で書き続けました。疲れと眠気で頭が回らないので、そこは酒の力を借りました。コーヒーじゃないところが、自分でも笑えます…。午前3時半を大分過ぎ、もうじき4時になるかと思ったころに、一応、指導案の形が整いました。問題があるなと、前々から思っていた園芸作業の指導案です。「園芸作業は何で有効なのかな?」「こんな提示の仕方が必要だろうな」「教材は・・・」と思ったままを書いていくのは結構楽しいことです。その通りに授業が回るかどうかは、私の采配とチームを組んだ先生たちとのチームワーク次第ですけれどね。

もう一つ、指導案を書きながらの私の使命は、中心授業の細案を昨年度よりも楽に書けて読みやすい指導案形式に変えることなのです。書く分量ばっかり多くて、誰も読みっこないよな…、なんて指導案は御免被りたいですからね。簡単で良い形式ができちゃえば、うるさ方の教頭にも文句は言わせません。指導主事にも認めてもらえれば、以後はきっと気軽に授業研ができます。負担ばっかり大きい研修はそろそろ終わりにしたいもの。負担は感じず楽しく勉強できる授業研究の仕方を、この1年間で考えたいと思っています。

とは言え、何回書いても研究授業の指導案執筆は負担が大きいです。今回の指導案は、金曜日の夜にあらかた書いてしまったとは言え、完全ではありません。文章の「てにをは」間違いや誤字・脱字もノーチェックだし、書いてはまずいことも調子に乗って書いてしまったかもしれないし…。もう一がんばりしてから、最後の休日をゆっくり過ごします。

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2008年4月19日 (土)

作業学習を考える~地域に認められる(=売れる)作業製品とは?

やることがいっぱいあるのに、ついつい、こんなことを考えてしまうのです。昨年度の終わりに仰せつかった手芸班のありように、疑問を抱えてしまったものですから。

私は高等部を担当したのはこの分校に着任してからが初めてです。だから、昨年度は高等部での作業学習の目的が卒業後、社会に出て行く生徒たちにとって、非常に重要なものであることを改めて知り、非常に緊張したものです。 真剣に働くこと、不良品を出さない、お客様に喜んで買っていただける製品作りに意欲的に取り組む…。この作業学習におけるモットーは、既に社会に出て働き、10数年以上経っている私にとっても「私はどうなのだろう?」と自問したくなるほど、インパクトのあるものでした。

だからこそ、教頭や高等部主事らから言い付かった「手芸班」に疑問を覚えたのです。手芸班で作るようにと言われたのは、刺し子製品とビーズ製品。きれいな作品を作るだけなら楽しくて、手指の訓練にもなるし作業技術を養うための良い作業種だと思いました。しかし!!商品として売るとなったら、話は別です。どちらも、「絶対に、売れない」と私は思いました。なぜだと思います?理由は簡単。手芸作品は、作って楽しむものであって買うものではないからです。学校祭や文化祭で売る分ならまだしも(身内ですからね)、地域のお祭りではまず無理でしょうね。しっかり、まじめに作業に取り組み良い製品を作れば、どんな製品でも売れるわけではなし。子供たちの反省できること以外の原因で売れないのはやはり、教員側の見通しの甘さだと思うのです。

ビーズ手芸のお師匠さん(学校にも来てくれる先生)のところに、書類届け・兼打ち合わせに行ったついでに、今日はいろいろ愚痴ったのでした。うちの教頭も主事も、根っからの教員のせいか、物を売ることをなめている!!・・・と言うわけで。

今日も仕事があるので、ここまで。また、近いうちに続きを書こうと思っています。

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2008年4月18日 (金)

またしても、研修。トホホ・・・

新年度が明けて、半月以上が経ちました。お久しぶりです。ばたばたしていたら、あっという間に日が経ってしまいました。

今の学校に来て、2年目。今度こそ、研修主任は御免被りたいと思っていましたが、またしても仰せつかりました。しかも、県の指導主事訪問の時の指導案も私が書く羽目になりました。今年のゴールデンウィークは、指導案の執筆で潰れそうです。早くも私の気持ちはどんよりです。今のすっきりしない空模様のようですねぇ。

ま、指導案は、あんまり書かないでいると書き方を忘れそうですからね。1~2年おきには書いたほうが個人的にも勉強になるので、悪いことじゃないと思っています。悪いのは、研修主任の方です。研究をまとめるのは超がつくほど苦手だと、何度も公言していたのに!!がっくりです。教頭に、(みかんを鍛えなければ…)と思われたかも知れませんが。

でも、昨年度はほとんど級外で研修主任に専念しましたが、今年度は学年の教員数が足りないせいもあり、比較的クラスの中に入ることができます。何といっても、そのことが嬉しいです。クラスにいると、決まった授業以外で子供たちと触れ合うことが増えるので、やっぱり良いですよね。少々忙しくても代えられない楽しさです。

なんでまた、という思いもあるけれど、2年目で勝手が分かってきた分、今年は多少は好きにやらせてもらおうかなと思いながら、年度初めの月を過ごしています。あ~、それにしても目が回りそうですわぁ。

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2008年3月19日 (水)

指導要録

 我々教員にとって、年度末の面倒な仕事の一つが指導要録を記入することです。21日までに清書せよと、教務課から厳命がありました。そこで昨日から原稿をもらい、必死になって書き続けました。

 私は、今年度は級外なのですが要録の清書はお手伝いすることにしました。各クラスから1~2名ほど里子に出してもらって、ひたすら清書です。昨日の時点で見事一つの間違いもなく、私にしてはすばらしい集中力だと自画自賛していました。周りの先生たちが、「あ、間違えた!」「うわ~!!」と悲鳴をあげているのでつい、釣り込まれて私もミスってしまいそうになりましたけれどね…。今日、2~30行ほど書き足せば私のノルマは一応完成のはずでした。しかも、ノーミスで!ところが、今日その最後の清書をしている時に事件が起きました。

4月からの新1年生の出身中学の先生が、新入生の資料を持って来校したのです。そこまでは良いのですが、要録の日付の間違いや、提出書類の不備をうちの教務主任が指摘して、再提出をお願いすると、その中学校の先生はとたんに不機嫌になりました。そして、あろうことか、うちの教務主任に結構失礼な物言いをなさったんですよね…。その様子が、要録の清書をしている私の耳にも自然に入ってきました。つい、私もムゥッとしましてペンを持つ手が狂いました。そしたら・そしたら…!「種」と書きたかったのに「種」と書いてしまっていました。もぉ、ごまかしは効きません。「ごめん、M先生、訂正印をお願い…。でもさ、私が悪いんじゃなくて、H中学の先生が悪いんだよぉ」とぼやいた私は、みんなに大笑いされました。

指導要録、早くパソコン化しないかな、毎年毎年願っています。でも、こんなこと口に出したら、今の教頭さんからは窘められそうです(汗)。主事さんは「まったくだ。今時ペンで手書きなんて時代遅れだよ」と、(教頭のいないところで)言っていますが…。

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2008年3月 9日 (日)

紀要完成!!

 気がついたら、最後の更新から一ヶ月以上経っていました。寒い寒いと思っていたら、いつの間にか春らしくなっていますね。梅の花もそろそろ終わり。もうすぐ桃や桜が咲きそうです。

先週末で、ようやく研究紀要が完成しました。これが終われば、研究に関する今年度の仕事は一区切りです。「来年度の研究は・・・」のことも考えないといけないので、忙しいのは変わりありませんが、一つ肩の荷が下りました。一昨日までは、公立高校の入学試験だったので、大家であるI高校は部外者は立ち入り禁止ということで、二日間子供たちはお休みでした。私たちは通常勤務なので、授業がない分印刷や製本などの仕事ができました。教頭先生や副校長先生も手伝ってくれたので、あっという間に出来上がりました。でもね、貧乏な分校です。県内の特別支援学校に配布するのは来年度の研修主任者会の席で行い、郵送料をケチることになりました(笑)。だって、角封筒も在庫が無い有様ですから。本当にお金が無いので事務方もピリピリ。ちょっとでも余計な費用を使ったら叱られてしまいます。貧乏ってイヤですね。

それでも、一応はケリがつきました。来年度の分掌はどうなるか分かりませんが、もう、しばらくは研修から離れたい、と思いました。この日の帰りは、ビールを買って帰りました。一人で乾杯!して気持ちよく迎えた翌日の休日。ちょっと疲れが出たかな?久々に腰痛の兆しが出てへばってしまいました。あぁ、春休みまであと少し。もう一がんばりします。

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2008年1月 6日 (日)

明日から、始まります…あぁあ~

  長いような短いような冬休みが終わってしまいます。あ~、なのに、冬休みまでに片付けたかった仕事が残っているぅ…。

 皆様、明けましておめでとうございます。

今年の年明けは、私にとってはなんともすっきりしないスタート。最後の1日は、宿題をためた子供のように、パソコンに向かってお仕事・お仕事、です。冬の旅行は岡山に行ってきました。吉備津神社や吉備津彦神社にお参りしてきましたが、切々と願ったことは「仕事を切り回すための知恵をお授けください!!」。紀要に掲載する「研究の成果」「研究のまとめ」「課題」といったことが、書けなくて、悶々としながらの旅行でしたので、初詣も何だか情けない神頼みみたいなお参りになってしまいました。

 「研究の成果」って言ってもね~、「はっきり言って『無い!』」なんて書いたら怒られちゃうし。去年からの仕事を引きずる私はダメだなぁ、と思いながらも、何とかしないといけないので、今から再びがんばります。

でもね、明日から子供たちに会えるのが、今は一番楽しみです。

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2007年12月26日 (水)

日直

 冬休みのしかも年末時期の日直ほど、嫌なものってありません。年休が余っていることが多いので、できれば消化したいですから。それでも、学校閉庁の直前日まで学校にいるよりは良いかな。

 今日はその、嫌な日直に当たっていました。ほとんど誰もいなくて、管理職の先生たちだけですから、つまらないですしね。一日中、職員室で仕事なので、たまっている個別の指導計画を書いたり、紀要の原稿を考えたりしていました。どれも、あまり好きな仕事じゃないので、はかどらないこと…。 そのうち、サッカー部の子達が練習にやってきました。午前中はにぎやかで、私の気持ちも明るくなりました。年末の時期だけれど、来客も結構多くて気が紛れました。

 勤務時間が終わって、ようやく日直の任から解かれました。明日からは、本当にお休みです。仕事が少し残っていますが、旅行に行ってきます。仕事といっても、頭を使う紀要原稿の執筆ですもん。パソコンに向かっていればできるってものじゃありませんからね。場所を変えて考えることにします。

 …というわけで、今年最後の記事更新となりました。皆様、1年間ありがとうございました。 来年も、少しでも楽しい記事が書けるよう、精進していきたいと思っています。

 皆さま、良いお年をお迎えください。

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2007年12月23日 (日)

冬休み中の、お仕事

21日に忘年会がありまして、やっと冬休みとなりました。研究紀要の原稿を書いたり、新作業班を立ち上げるための準備をしたりと、休み中にしなければならないことは山ほどありますが、それでもまあ、一息つけます。

研究紀要の原稿は嫌ですけれど、新作業班の準備は楽しみです。今まで革工芸だけの作業種でしたが来年度から3学年が揃います。すると、作業班一つだけだと人数的にきつくなるのです。そこで、私が主になって新しい作業班を作ることになりました。作業種は刺し子やビーズ工芸といった手芸が主です。ところが私は刺し子ならば多少は分かりますが、ビーズ工芸は全くノウハウがありません。そこで隣町の手芸店オーナーが講師を引き受けてくれることになりました。この休み中には、私が店を訪問して実際に教えていただけることになっています。仕事ではありますけれど、とても楽しみなんです。お客さんに、買っていただけるくらいの商品価値のある製品を、教材研究して開発しなければなりませんが、それ自体、楽しみです。研究の仕事は放ってでも、作業班の準備にかかりきりたいくらいです()

この冬休みは、公私共に多忙になりそうです。旅行にももちろん行きます。それとは別にアトピーの治療も何とかしないといけないですが、楽しくあれこれやっているうちに治りそうです。

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2007年12月 9日 (日)

寒~い中を、マラソン!!

今年の4月から着任した、この分校の冬はおそろしく寒いです。前任校も、盆地で山の気候なので雪は降るし道路は凍結するし、寒かったのですが、今のこの学校も負けず劣らず寒いです。海が近いので強くて冷たい潮風が街中を吹き荒れるのです。この凍り付くような突風は前任校にはありませんでしたから、私は震え上がってしまいました(笑)。

そんな寒い中で、先週はマラソン大会をしました。大家さんに当たるI高校の行事に乗せてもらってのマラソン大会です。街中の道路は交通量が多くて危ないので、何と、近くの海岸の砂丘まで出て、波打ち際の4.8㎞から10㎞の距離を一直線に走るのです。この日は快晴でしたが、冬の海風が大変強くて立っているのも大変でした。去年からいる先生達の助言に従って、ベンチコートを着てフードも被り、マスクを着けました。普段はコンタクトレンズですが、この日はメガネにしました。砂と風がすごいのでコンタクトレンズでは目を開けていられないのだそうで…。とにかく、「完全防寒で来い」というアドバイスに従いましたが、それでもジッと立っていると全身が冷えてきます。I高校の先生達やPTAの方と一緒にポイントで待っていると、生徒達が波しぶきを浴びながら走ってきました。ちょうど向かい風で、さぞ大変だったろうと思います。下は砂地で足を捕られて走りにくいですしね。うちの学校の子たちも一緒になって走って来る姿は、きれいだし格好いいなと思いました。

全員ゴールインしたところで、私たち職員も帰校しました。1時間以上も寒風にさらされていたので、完全防備していても体は冷え切ってしまいました。それに、ベンチコートのポケット、メガネ、顔、全部が砂まみれで、走っていない私でも疲れ果てましたが、良い気分でした。学校に帰ると、I高校と分校のPTAが大鍋に豚汁を作って待っていてくれました。これも、毎年の恒例なのだそうです。なかなか過酷なマラソン大会でしたが、無事に終わることができました。また年の終りが近付いたと実感しました。

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2007年12月 2日 (日)

英語の教材研究

昨日、今日はインフルエンザに倒れた同僚の代わりに、明日の英語授業の準備をしていました。

私は恥ずかしいことに、英語は「超」が3つくらい付くほど苦手です。英語で話しかけられそうになると、思わず逃げ出したくなります。それでも、明日は50分間の授業を何とかしなければならなくて、必死に考えました。幸いなことに、既にカレンダーは12月に替わっています。「クリスマス」が使えます。書店で小学校や幼児向けの英語指導の雑誌やCDを買い求め、それらしいイラストや歌をかき集めました。私が下手な英語を発音しなくても良いように発音の音声ファイルや歌を適当に集めてCDに焼いたり、ワークシートを作ったりと、準備に追われました。何とか教材もそろえ、助勤に入ってくれる先生向けに略式の指導案も書きました。

明日は、「指導する」「教える」というよりも、私も生徒達と一緒に英語の発音や歌の練習をして、楽しくすごす形になりそうです。上手くいくと良いなと思います。それにしても、英語が苦手なのは良くないですね。観光地で外国の方に尋ねられたら、答えられるくらいにはしておきたいなと、今更のように思います。

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2007年11月23日 (金)

不覚・・・!風邪みたい

 火曜日の夕方から、異常に寒気がして元気がなくなりました。熱はないみたいなんですけれどね。(検温してないので分らんです…)

 寝込むほどじゃないので3連休になったら倒れるつもりで、週の終り2日間は学校に行きました。仕事は何でもやるつもりでいましたけれど、仲間ってありがたいなとこの2日間でつくづく思いました。Y先生が「みかん先生を休ませろって、昨日A子先生(←この日は出張で不在でしたが)と約束したから」と、朝のトレーニングを代わってくれましたし、他の先生達も体育や寒い戸外での授業をササッと代わってくれたり外してくれたりしました。

 申し訳ないなと思いつつも、ありがたく職員室での事務処理仕事に専念させて貰いました。帰りも、仕事を放って早く帰らせて貰いましたしね。昨夜は強い酒で体を温めて休んだら、少し楽になりました。来週こそは元気に仕事復帰したいので、3連休でちゃんと治さないと、と思っています。(面倒だけれど、土曜日に病院にも行ってきます。)

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2007年11月12日 (月)

ほっと、一息

先週に、心配していた研究会が終わりました。今日は、行事の代休でのんびりです。

そこそこお客さんも集まりました。参観してくださった近隣の小中学校で特別支援学級を受け持っている先生達は、悩みを吐露してすっきりした表情でお帰りになりました。それに、開校してからやってきた実践がそう間違った方向では無いことが分りましたし、まあ、良かったと思いました。後は、研究紀要を2月末までに作ることが私の任務です(笑)。出張も幾つかあるし、来年度に向けて新しい作業班を立ち上げるという大仕事もありますが、まぁ、楽しみでもあるので、ここらで一区切り、気持ちを新たにしてがんばろうという気になれます。

 この半月ほど法事が2つもあったので、公私ともに超多忙な日々でした。週末は、叔父の三回忌で隣の県まで母と共に出かけました。研究会が終わっていたので、ある意味気楽でして、久しぶりに会う叔父や従兄弟達ともお喋りを楽しむことができました。隣の県で中学校の教員をやっている従兄とは、愚痴の言い合いでしたが「転勤してきて即、研修主任?随分ひどいねぇ。去年までの研究の流れがあるんだから、去年までの人がやるべきだよなぁ。」と、私が前から思っていたことを言ってくれたので何となく気持ちがすっきりしました。従兄の方は、「教育委員会に入ったら、給料が減った。仕事が山のよう…」と、別の苦労があるみたいでしたが。

来週は職員旅行で土日が潰れるし、忙しい一週間には違いありませんが、ほっと一息つくことができた今週末でした。また、がんばります。

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2007年11月 1日 (木)

ひゃー、出張だぁ

明日のことです。

研究会が間近なのに、遙々とF市の養護学校まで行かなければなりません。いろいろ滞っている中での出張は、本当に嫌ですね。体が二つあればいいなと思ってしまいます。明日から学校を留守にするので、できるだけ仕事を片付けたかったけれど、うまくいきませんでした。起案した文書が、返ってこないので仕事を進めることができないんです。

出張明けから、ド~ンと返ってくるような気がします。留守中に、同じ研修課の先生が上手く片付けてくれると嬉しいんだけれどなぁ。(溜息)

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2007年10月29日 (月)

嗚呼、失敗ばかり

…というのは、今日一日のこと。今日は散々な週明けでした。

一つ目。ワックスをかけたばかりの廊下に、足跡を一個付けてしまいました(汗)。

二つ目。研究会が迫ってきました。その、研究会がらみの文書を、1週間も前に本校の管理職宛に起案したと思ったはずが届いていなかったという事件がありました。大慌てで送付し直して平謝りでした。これ、研究会当日に参加者に配布する物なのです。間に合うかしら…(涙)。

三つ目。研究会当日に助言者をお願いしていた方が、本校の主事先生。同じ学校のため、うっかり派遣依頼やら助言者依頼といった正式な文書を出し忘れていることに気が付きました。前任校でも、研究会をやりましたがこういった対外的な文書の類は、働き者の教頭先生がパパッとやってくださっていたのです。去年、楽をしていたのが裏目に出ました。自分でやっていないので、仕事のリストとして頭の中に上がっていなかったのです。これも、大慌てで文書を作成して、起案するという何ともみっともない、ドタバタ仕事になりました。

 研究会は迫っていますが、まだいろいろ忘れていることがありそうです。当日来てくれる本校の管理職は、うるさ型で鳴らしている副校長先生。無事に1週間後を乗り切れると良いのですが。今の調子じゃ、とても不安だなぁ、と思いました(溜息)。

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2007年10月20日 (土)

目が回る忙しさ・・・ですが、復帰宣言します!

皆様、お久しぶりです。すっかりご無沙汰していました。

4月に新しく着任した学校での、研修主任の任が思いの外重く、しばらくブログを更新している心のゆとりがありませんでした。でもね、気が付いたら今年度も後半を過ぎています。いつまでもヒーヒー言っていてはいけないな、と思い直しました。去年以上にキチキチしている学校なので、物理的に時間がないのですが、短い文章でも良いので書いていこうと思います。急に思い直したのも今日の帰り際、同僚と話していたら意外にブログをやっている人が多かったことが分りました。更に、忙しくて更新が途絶えてしまってそれきりだという話も聞きました。それじゃ、いくら何でも寂しいですからね。少しずつでも、書いていくと私のストレス解消にもなるので、やはり復帰しようと決心しました。

今は、後1ヶ月を切った研究会を控えて大忙しです。今日は、学部研修でした。教頭先生を抜きの研修なのでみんな、気楽にいろいろ言います。・・・この雰囲気が既に良くないんですがね。教頭先生が居ても、気楽に物が言える雰囲気が必要ですわ・・・。「みかん先生、できるだけ負担の少ない研究にしようね」「みんなで、口をそろえて言おうね」。おいおい、私にはまだ発言力は無いんだよぉ~。教頭先生のツルの一声で全て決まるんだから、と思いましたけれどね。でも、みんなと知恵を出し合って負担が過ぎることは撤回していかないとだなと、思っています。

さて、今から、例の研究会で喋る内容を作って、パワーポイントのプレゼンも作ります。頭をリセットするためにも、今はビールが欠かせません。体に良くない飲み方だなと我ながら思いますけれど、今晩一晩はがんばります。

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2007年7月 8日 (日)

応援団

夏の高校野球の季節がやって来ました。自分の母校があまりに弱いので(大体一回戦で敗退)、今まで興味もありませんでしたが、今年はちょっと気分が違います。

なぜって、うちの分校の大家さんに当たるI高校がいるからです。夜遅くまで練習していますよ。先週末だって、期末試験中だって言うのにやってましたしね。それにもまして、気分を盛り上げるのは、応援団の子たちの存在です。大きな声で昼休みや放課後に練習しているので、否が応でも気分が高揚してきます。その、I高校の生徒会から分校からも応援団に入らないか?と打診がありました。私らは、「え~?無理だよ」「結構ビシバシ練習しているし…」「うちの子たちじゃついていけない」と思いましたけれど、一応子ども達に希望を聞きました。すると、2年生達は去年の様子も知っているので全員「遠慮します」とのことでした。まあ、当然な反応かなと思いました。

でもね、1年生のM君が「やりたい」と言い出したんです。担任の先生は「練習、厳しいよ」「いつも大声出しながら走ってるじゃない。同じことをやらなきゃならないよ」「I高校の生徒全員の前で応援するんだよ」「暑いよ」「疲れるよ」…と、さんざんに脅かしたそうですが、彼の決心は揺るぎませんでした(笑)。担任の先生、「私は言うだけのことは言ったもん。あとは彼の希望次第だから、し~らない!」。教頭は「まあ、あの子の天真爛漫さは、応援団にあっても良いでしょうけれどね」と呟きながらも、大丈夫かしら、という顔をしています。係のY先生は「練習がきつくて登校拒否になったらどうしよう」と、早くも悩んでいます。一方、担任のA先生は「でもさ、あのM君が『押忍!』なんて言って、急に礼儀正しくなったら面白いね…」と、面白がっています。

私は野球の試合は正直言ってどうでもいいけれど、M君の応援ぶりが楽しみになってきました。試合当日は球場に行って見てこようかと思っています。

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2007年7月 1日 (日)

あと一個・・・!

と言うのは、「学校での委託作業の製品が足りない!!」という大事件があったのです。

先週まで、2週間掛けてうちの学校の1年生が集中作業に取り組みました。作業内容は、近隣の工場などから外に出してもよい仕事を借り受けてくる委託作業です。言ってみれば内職ですね。割り箸の梱包、自動車部品に使うゴム製品のバリ取りの作業を、進路課の先生が借りてきて、みんなでがんばりました。その集中作業も、先週末で終りになりいよいよ納品という事になりました。最終のチェックでN先生が数を数え終え、「ゴムパッキンの数が8個足りない!」と、焦った顔で言いました。で、「製品が、バリの中に紛れてしまったに違いない」と、子ども達も教員も、総出でごみの山を捜索する羽目になってしまいました。私は、ちょうどそのころ事務研をもらっていて、授業には入っていなかったのですが、応援を求められて捜索に加わりました。で、私は真っ先にバリに紛れていた製品を発見して、一つお手柄になりました。

続いて5つほど見つかって、あと2つくらいになったところで、子ども達の下校時間になり、子ども達は帰りました。でも、私たち教員は引き続いてゴミあさりです。足りないんじゃなくて、「数え間違いかも」とも考えて、全部の製品の数え直しも同時進行でやりました。でもね、どの先生も疲れてきたためか何度数えても数が合わなくて焦りました。数える人間を何度か変えて、ようやく「あと一個足りない」ところまで漕ぎ着けました。この時点で既に夜の8時過ぎ。もう一度、ゴミをあさって見ましたが出てこなくて、進路指導主事が「ダメだ、どうしても見つからん。月曜日に頭下げてくるよ…」と、言うことでこの日はすっきりしないまま、お開きになりました。

次の日、遊びに来た妹に話すと「仕事をもらってきた時点で、数えなかったの?向こうが違っている事だって、あるんだよ」と呆れ顔で言われてしまいました。ああ、そうか、教員の仕事ばっかりしていると、こういう社会の常識みたいなところが抜けてしまうんだなとちょっとばかり反省しました。

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2007年6月17日 (日)

悩ましい校内研究

学校が変わると、いや同じ県内とは言え、東西の境界を越えると考えが大きく異なるようです。

うちの教頭先生(事実上のトップ)が考えている研究のあり方がよく分らなくてモヤモヤが続いています。私が長年考えてきたこととかなり違うのですよ。この時期に及んで、ゴーサインが出るような研究テーマの設定理由が出てこなくて、焦っている始末。研究テーマは既に昨年度に決まっているので、それを初めて読んだ私が理由を後付けする形になるんですけれどね。納得できないまま考えているのでいつまで経っても出てきません。せめてあと一年、この学校になじんでから研修課の主任を引き受けたかったと思っているところです。自分で指導案を書いて授業研に臨んでいれば、少しはこの学校の(教頭さんの)研究方針が分るってものです。そして、自分流に変えていくこともできるかもしれませんしね。

いきなり新しい学校での研修主任は、私には荷が重い…と、ちょっと弱音を吐いてしまいました。こういう研究やら事務仕事なんかより、ひたすら授業や教材の工夫をしている方が、また、実際に子ども達とふれあっている方が何十倍も好きです。でも、そうばかりも言っていられませんね。また、月曜日からがんばります。

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2007年6月11日 (月)

文化祭

先週末は、うちの分校の大家さんに当たるI高校の文化祭でした。

この2~3週間、I高生たちはブラスバンドの練習やら、展示の準備やらで夜遅くまで学校に残っていました。私が授業案の検討やら会議やらで10時近くになって、ようやく帰ろうとするころになってもまだ子ども達が残っているんですから、驚きました。文化祭前日の午後は「オープニング」でした。うちの子たちもステージに一緒に出させてもらい、I高生たちと一緒に合唱をしました。こういったお膳立てをしてくれたのが、主に生徒会の子たちみたいでした。ここの生徒はまじめで良い子たちだなと改めて思いましたっけ。前日の放課後は、翌日に向けて最後の準備にどの子も駆け回っていました。吹奏楽部の子たちは、分校職員室の真下の中庭で最後の練習をしていました。今年は部員が少ないので、大がかりな演奏は無理なようでした。それでも顧問の先生が考えた、粋なジャズ風の演奏が聞いていて快かったです。一曲終わって、私たち分校職員が2階の窓から手を振って拍手すると、吹奏楽部の子たちもにこにこ笑顔で手を振るので、可愛い子たちだなとまたしても思いました。

ところでその文化祭で分校も、作業製品(革工芸製品)の販売や体験コーナーを設けさせてもらいました。今年から、作業製品の販売許可が県から下りたそうで、教務主任の先生は「量産しても製品のレベルを落としたくない」「是非とも完売を」と4月当初から言い続けていました。高等部初体験の私は、正直言ってよく分っていない状態で2ヶ月間と少し、必死に追いかけていました。文化祭当日も、正直言って不安がありました。しかし、I高生たちやその親御さんたち、近隣の小中学生たちが続々と革製品を買いに来てくれました。更に、その足で革工芸の体験もしていってくれました。その中で、「あ、さっき私たちの教室に来てくれた先生でしょ。ありがとうございました」と、声を掛けてくれたI高生の子もいました。思わぬ再会もありました。「あ、みかん先生。お久しぶり!」と、ずっと昔に前任校を卒業した子のお母さんが声を掛けてくれたんです。「私ね、ここの学校評議員になっちゃったんです。みかん先生がいるって聞いたから、嬉しかったよ」…。分校のブースで半日働いているだけで、いろんな嬉しいことが次々起こりました。目まぐるしく動いているうちに、気が付いたら全ての製品は完売しており、うちの子ども達が万歳していました!

養護学校の学校祭ではなく、高校の文化祭。久しぶりに味わう雰囲気でした。このI高校では特に優れた展示や出し物をしたクラスに、賞を贈ることにしていたようですが、何とうちの分校が一位をもらってしまいました。「え?良いの?」と思いましたけれどね。I高生達の反応は「え~!?」というブーイングではなく、「うん、そうだね」「うん、納得!」といった声が多かったことにもちょっと感動。それに、その様子を見ていたI高の先生たちが「うちの子たちって、本当に良いヤツらだよね」と嬉しげに話していたことも、嬉しく感じました。うちの分校が同居している事ってけっこう良いことかもしれないと改めて思いました。

そして、フィナーレの最後にI高の生徒会長さん(男の子!)が、大仕事を終えた感動のあまり涙ぐんでいるところがまた良かったな(笑)。

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2007年5月26日 (土)

賞状の代筆

先々週、県内の体育大会で優勝したり、6位で入賞したりでうちの学校は2枚の賞状を頂きました。

ですが、体育大会会場でのドタバタ騒ぎを回避するためでしょうか?頂いた賞状には学校名も、「優勝」の文字も入っていませんでした。セルフサービスで、各学校で記入してください、という代物らしいです・・・(苦笑)。そういや、前任校でも何枚も賞状をもらったけれど、全部教頭さんが書いていたよなぁと、他人事のように思っていた私。「大変だね。じゃ、私はこれで帰るね」と言いかけた途端に、体育主任さんから「みかん先生、お願い!書いて!!」と泣き付かれてしまいました。「冗談でしょ?私は自分で言うのも嫌だけれど、すごい悪筆なんだよ?」と言い返すと、「イヤ、教務主任のT先生が太鼓判押していたよ」「国語の先生じゃない、お願い…」と必死の形相で食らい付いてきます。「T先生とは、確かに同期採用だけれど私の字なんて見たこと無いじゃない!」「国語の免許なんてペーパー化しているし」と、私もいろいろに逃げ回りました。「教頭先生が書きゃいいじゃない!こういうのは、教頭さんが書くものだよぉ」云々・・・。

でも、いろんな先生達が「おれ、こういう字だもん」(主事)、「子ども達にも、下手って言われたし」(N先生)、「ごめんね。ホント私も書けないの」(教頭)。だんだん、逃げ道が無くなってきてきました。気が付くと、「じゃ、誰が書いても同じなら次から輪番だからね」と渋々引き受ける羽目になっていました。筆ペン…、自分のものを持ってはいますが、字を書くためではなく、墨絵もどきを描いて楽しむためだけに使っていました。初めて本来の目的のために使うことになりました(嘆息…)。何度か書いて練習してみると、何とか見られる字になりそうでした。で、とっとと書いて片付けてしまおうと、取りかかることにしました。一文字、うっかり書き損じそうになり、慌てて誤魔化したら、後は度胸がついて何とか書き終えることができました。2枚目の方がうまく書けたので、「優勝」の賞状を後で書けば良かったなとちょっぴり後悔しました。ま、何とか書けて良かったです。

しかし、毛筆なんてずっと前、在学中に国語の免許を取るために少し勉強したくらいでした。でも今回は思ったよりも筆が思うように動いてくれて、意外と気分良く書くことができました。ひょっとすると、ちょっと練習すれば恥をかかない程度には上達するかもしれないと、この時思いましたね。上手い具合に、今は母が市民講座で実用書道を習っています。何年か続けているので、驚くくらい字が上手になっています。それに、書道の先生が書いてくれたお手本をいっぱい持っているんですよね。家族のフルネーム、住所、近隣の市町村名、童謡の歌詞やら四字熟語、ことわざなどなど…。先生のお手本そっくりには絶対無理ですが、母の字くらいまでは追いつきそうな気がします。私の字は、母のものに似ていますしね。

しばらく、字の練習をしてみようと思いつきました。かと言って、自分で墨やら硯やらを準備するのも面倒なので、母が家で練習するときに一緒にお付き合いすることにしました。筆だけ自分で準備して、隣で練習するんです。早速、今日から始めるつもりです。

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2007年5月20日 (日)

嬉しかった一日

先週の金曜日は、県内の盲・聾・養護学校が集まっての体育大会でした。

カンカン照りの猛暑を心配していましたけれど、適度に涼しく曇っていて、良い気候でした。この日密かに私が楽しみにしていたことは、前任校の子ども達と再会することでした。高等部と、小・中学部なのでチャンスは開会式の時だけですけれどね、それでも良いのです。みんなの元気な姿を見ることができるだけで嬉しいのですから。実際、整列位置がお互い近かったので、すぐに分りました。私が(あ、S分教室の子たちだ!)と気が付くと同時に、「あ!みかん先生だ!」と向こうの子たちが手を振ってくれたのが嬉しかったですね!特に、中学3年になったK君がにこにこしながら「みかん先生、みかん先生!」と連呼してこっちに来ようとしてくれたのが、本当に涙が出るくらい嬉しかったです。前任校の先生達が、「K君、会えて良かったね。K君は、こっちでがんばるんだよ」と必死に押えているのが、申し訳なかったですけれどね。

この日は、うちの学校も順送球リレーで優勝できたし、良いことずくめでした。このところ悪いことばかり続いていましたので、救われたような気分がしました。S分教室の子たちが、元気をくれる天使に見えましたっけ。

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2007年4月22日 (日)

嗚呼、災難…

と、言うのは昨年度末に降って湧いた災難のこと。

3月の終りごろ、新しい異動先での新任者説明会がありました。その帰り道に、追突されてしまったのです。妙に道路が混んでいて、いつもよりも倍以上の時間をかけて自宅を目指していました。あと2~3分で家に着く、というくらい近所の交差点で信号待ちしていたら、いきなり衝撃が…。見事に追突されてしまったんですね。それ以降、軽いムチウチで首は痛いし、腰も痛いし、ブレーキを踏んでいた右足に異常な力が掛かったせいか、右脚の膝や股関節が痛いし動かないし…。と、言う次第で、現在は通院加療中の身です。通勤時間が長くなって、しかも新しい学校に着任したばかりの私にとって、これは災難以外の何物でもないわけでしてねぇ。

この学校でも再び研修課の責任者になってしまったので、訳の分からない仕事も山積みです。こんな時に、自分の怪我のために年休を取って早退や遅刻をするのは、はっきり言って時間がもったいないのです。でも、実際に痛いしね、相手の保険会社が治療費を出してくれている間に、何としてでも治さないといけませんしね。それでも、10:0で完全に向こうが悪いということで、職場で同情してくれている間は休みも取りやすくて助かりますけれど…。けれども、この時期に休みを頻繁に取らざるを得ないのは辛いです。仕事は溜まってくるし、分掌の打ち合わせだってしたいけれど、時間が削られてしまうし。溜息が出てしまいますが、まあ、大怪我でなかっただけでも有り難いと思わなければいけませんね。運が悪ければ、取り返しのつかないことになることだってありますから。

ところで、加害者は若い学生さんでした。お詫びに来たのも、様子伺いに電話を掛けてきたのも、全て彼のお母さんが代行したのには、正直呆れました。あんまり腹が立ったので、つい同僚達にこぼしたら、「まあ、しょうのない、ボクちゃんなんだね」「社会に出たら、苦労するよ、その子…」といろいろ酷評してくれたので、ちょっとは気が晴れました(笑)。

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2007年4月20日 (金)

新天地

何年ぶりだろう?本当に久々の転勤でした。目が回るような日々が続きましたが、ようやく落ち着きました。まだ目が回っています!(実は、思わぬ災難が私を襲ったので、余計に忙しいんです。その話題は、また次回に…。)

今までは、山の中の学校で、小学部と中学部だけしかない小さな学校でした。この4月から何と、高等部だけの学校に着任しました。この学校も、分校なので小さな学校です。しかも、間借りしているというのも前任校と同じなのですが、この学校は普通の高等学校の空き教室を間借りしてできた高等養護学校なのです。できて2年目の学校なので、不便ではあるけれど、設備が前任校よりも整っていてびっくりしています。更に大家さんに当たるI高校が大変に協力的なのが、転任してきてすぐに分かりました。向こうの先生達はもちろん好意的です。I高生の子たちもよく声を掛けてくれるし、手伝ってくれるし、「良い子たちだなぁ」とつくづく思えます。入学式の準備をしているときなど、バレー部の子たちが率先してパイプ椅子を運んでくれたのには驚きました。うちの職員室近くに部室を構えている「自然科学部」の子たちは、うちの子たちを誘って面白い実験を見せてくれますし、図書室の司書さんは、うちの子たちと私ら職員の分の図書貸し出しカードも作ってくれています。県内の、同じく間借りしている分校は、ここまで恵まれていないようです。前の学校とはまた違った意味で、恵まれた環境で働けるのは、有り難いなと思いますね。

とは言っても、3月までとは通勤距離が倍くらい伸びました。渋滞もあるので、出勤時間は前よりも45分くらい早まりました。仕事も、次々入ってくるので帰りも遅くなりがちですが、グラウンドで照明を点けてI高生たちが遅くまで部活動をしているので、時間の流れが前とは違うように感じられます。「こういう雰囲気、何十年ぶりかな…」と思いながら、ここ数日過ごしています。

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2007年3月 9日 (金)

なんとか、一息…ほっ…

みなさま、お久しぶりです。長らくご無沙汰していましたが、ようやく、ブログに復帰できそうです。本日は、参観・懇談会でした。今日までが結構長くて、超多忙な日々でした。

毎年この時期、うちの中学部は「感謝する会」というのを開いて、親御さんや学園の先生方を呼んで、「一年間お世話になりました」という気持ちを表します。この時に、「今年一年間、こんな事をやってきましたよ」ということを伝えるために、行事などをまとめたビデオを放映するんです。この、ビデオ(結構、長編ビデオ)を作る役目を私が負いました。ビデオを作っている間は、パソコンがこの作業に占領されてしまいます。(ビデオ編集しながら他の作業ができるほどの余力は、私のパソコンには無いので…)ビデオ編集の合間には、成績処理を始めとする、事務処理をさばかなくてはなりませんでした。その結果、ブログの更新が一番後回しになってしまったと言うことで…(涙)。

この「感謝する会」、良いものだなといつも思っています。ビデオに関することと、お世話になった方へのプレゼントを子ども達が作ること以外は、あまり手をかけないのですけれどね。一年間を映像で振り返ることって、感動するものですね。4月のころは、子ども達の顔も幼くて、「こんなに可愛かったんだ」と思います。更に、夏を過ぎて秋になり、3月に近くなってくると同じ子の顔が、どんどん大人っぽくなり、体も大きくなってくるのが目に見えて分かります。「歓迎遠足があったな。この時に、お弁当を作ったんだっけ」「美味しかったよね」「キャンプもあったな」と、みんなで思い出してしゃべり合ったり、時には目頭が熱くなってウルウルしたり。

私は、自分で編集したので嫌と言うほど何度も見ている映像ですが、思い出を共有するみんなと一緒に見ていると、改めてジ~ンとしてきました。不覚にも涙が滲んでしまいましてね。後は、卒業式に向けてです。もう一踏ん張りだなと思っています。

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2007年2月17日 (土)

嗚呼、降って湧いた仕事…

先週で、ようやく研究紀要が完成しました。私の今年度の仕事はあらかた終り、後は来年度の研究の方向を決めるくらい…となるはずでした。

研究部の仕事は片が付いたのですが、同僚の一人が体調を崩して入院という事態に!!急なことで、それでなくても職員の数が少ないうちの学校です。私たちは慌てました。中でも、一番泡を食ったのは、教頭と教務主任ですね。倒れたY子先生は、教科書事務の仕事を一手に引き受けていました。その教科書事務の仕事が宙に浮いてしまったのです。他には、教科書事務の経験者はいません。教務主任もやったことがないのだそうで…。で、一昨年まで、教務にいた私が代わりに仕事を引き受けることになってしまいました。内心、(え~、きっと成績処理も余分に回ってくるのに、ついてないな)と、舌打ちしたくなりましたが、もうすぐ、来年度の教科書の注文を出す時期が迫ってきます。煩雑な事務処理を他人に説明しながらやってもらうより、自分で片付けた方が手っ取り早いなと思いました。とっととやれるものなら、一刻でも早く書類を仕上げてしまいたいと思い、教科書協会のHPを見ましたけれど、H19年度のシステムがアップされていませんでしたっけ。

正に、いきなり降って湧いたような教科書事務の仕事。面倒だし、大嫌いな作業です。それでも手書き仕事ならまだしもです。私が以前やっていたときの教科書システムは、使いにくいしバグるし、パソコンの具合は悪くなるしで、とんでもない代物でした。私は密かに「悪魔のシステム」と呼んでいました。それでも、人手の足りない小さな学校ですからね。自分の出来ることで協力し合わないといけませんね。

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2007年2月15日 (木)

昨日はバレンタインデー

…でした。忘れていたんですけれどね、うちのクラスの腕白小僧達が「チョコレート!」と、がなるので、思い出しました。

危うく、「何でくれないの?」と詰られるところでしたが、M子先生が、気を利かせて用意してくれました。私も、便乗させてもらって事なきを得ました(笑)。ただ一人の女の子、K子ちゃんが一人一人に手渡してくれました。「私も、欲しいな。でも、いいや、男の子がもらえる日だもんね」と、呟いているのが可愛かったです。更に、「間違えて余分に買って来ちゃったから、どうぞ」と、もらえたときのK子ちゃんの笑顔!!本当に可愛かったな~。

その日の放課後、職員室で私たちが仕事していると、可愛いお客さんがやってきました。小学部の女の子3人組が、学園の保育士さんに連れられてチョコレートのプレゼントを持って来たんですよ。もちろん、男性の先生達だけだそうで。「お家に帰ってから、食べてね」「ん?でも、おいしい?やっぱり今すぐ食べてよ」と、ピーチクパーチクさえずっているのが、また可愛くて…。普通中学から転勤してきた教頭先生などは、ホントに幸せそうな笑顔で喜んでいました。

昨夜のうちに学園の先生の指導で、女の子達が総出で手作りしたんだそうです。男性職員と、男の子たち全員のためにチョコレート菓子をね。「大変だったろうね」「でも面白そう」「教頭先生、一ヶ月後のホワイトデーは、お返しが大変ですよ!」…。しばし職員室は、チョコレートの話題で盛り上がりました。

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2007年2月 5日 (月)

学習発表会・一応、成功

一昨日は、学習発表会で土曜出勤でした。暖かい日が続いていましたが、今日は打って変わって2月らしい寒さになりました。朝、準備のために体育館に入ると、既に教頭先生がストーブを焚いていてくれているのに、館内は冷蔵庫(いや、冷凍庫?)のようでした。マイクやリモコンなどの電池を入れ替えるのが、真っ先の仕事のはずでしたが、このままじゃ、いつまで経っても体育館が暖まりません。まずは、締め切っている暗幕を開けて、お日様を入れることにしました。

朝の、学園(併設の寮)からの連絡では不穏な報告がもたらされました。「S君が、夕べから嘔吐・下痢の症状だ。今から病院に行ってくる」と言うことや、T君やK君がにらみ合いのケンカを朝から続けていると言ったことばかりで、聞いただけで頭がクラクラしてきました。「おい、中学部は緊急事態だぞ…。Tがダメで、Sもいない時のことなんて、考えてなかったよね」、と主任さんは頭を抱えていました。取りあえず、代役ができそうな子に頼んでみる、失敗して元々だと開き直る、それより何より、「ヤバイ状態の子たちが、全員登校できる望みを最後まで捨てない(笑)」ということで、打ち合わせました。登校時間になると、K君は「イヤイヤ!!」と大騒ぎしながら、指導員さんに引き摺られるようにして来ました(!)。T君は、緊張のあまり目つきが変だし(怖)。S君は、指導員さんが「大至急、病院に行ってきます。何、学園と学校の校医さんだから、何とかねじ込んで真っ先に診てもらいます。本番には出させますからね!」…。ホント、緊急事態だ、、、と思いましたね。でもね、ここまで大変な様子が目に見えて分かると、「なるようになれ!」と返って気が楽になりました。

学習発表会が始まりました。私は、今回は全体責任者ではありませんが、音響・照明など機械・電器関係全てのお世話係です。それに、中学部の「八犬伝」の前に、小学部の劇ではスポットライトの係も頼まれています。てんやわんやの中学部から離れて、しばらく緊張しまくりの時間を過ごしました。なんとか、小学部の劇も終わって、私の使命も半分は終わりました。中学部の劇の時間が迫ってきましたので、子ども達の近くに戻りました。すると、S君は無事登校してきました。(嘔吐下痢は、どうも精神的なものだったそうで…)T君は、お菓子の広告を眺めて心を鎮めようとしていました。K君は、教頭先生にしがみついて「イヤイヤ」と言って、怒っています。実際、劇が始まるとステージの袖は戦場のようになりました。K君は大泣きしています。それでも、出番が回ってくると何とか役目を果たしてくれましたけれどね。その他は、主任さんに噛みついたり、私にしがみついたりで、大騒ぎ。T君は要らんところでステージに登って暴れてますしね。私は、幕間に機敏に動いて合図を送る役目なのに、身動きが取れない有様でした。でも、何とかお話が進んで、最後に幕が降りたときは、心の底からホッとしました。こんなに、まとまらない学習発表会の劇は初めてだなと思い、私も含めて中学部職員、ぐったり疲れ切りました。

その後も、いろいろありましたが、取りあえずは大きな事故も怪我もなく、無事に学習発表会が終わりました。代休明けの火曜日は、学習発表会を振り返ってビデオを見る予定ですが、今年ばかりは見るのが怖いです。(いつもの年なら、楽しみの一つなのに…!)

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2007年1月27日 (土)

学習発表会・近付く

このところ、道具作りや準備で日が暮れていきます。学校を出る時間もどんどん遅くなり、家に帰れば遅くまでパソコンの前で映像や音作りの毎日です。

今年の中学部の演目は、和物の時代劇風。もともと、「K子がドラゴンボールの悟空に凝っているから、ドラゴンボールをベースにしようか?」と言う案も出ていたのですが、「幼稚だからやめようよ」と言うことで没になりました。「そうだね…」「何か良いのあるかな」「あ、いっそのこと、『里見八犬伝』は?」。T先生が最後に発した言葉に、「お!ナイスアイディア!!」と、私たちの気持ちが一斉に傾きました。若い先生の中には「え?『里見八犬伝』て、どんな話?」という人もいましたが、「もともと、ドラゴンボール自体が八犬伝のパクリなんだよ」との主任の言葉で、納得しました。あとで、ドラマのDVDを見て気に入ったみたいです。元々のお話も面白いから、読むといいなと思いますけれどね。(私、子供の頃大好きでした。)

子ども達にも、昨年の正月にやっていたドラマのDVDを見せました。そしたら、意外にも全員が気に入りました。たまたま、時代劇のチャンバラシーンが好きな子が2人もいたので、その2人が真っ先にはまりました。他の子も、チャンバラあり、おどろおどろしいバケモノあり、衣装も変わっているしで、夢中になって見ていました。で、実際、劇にすると言ったら大喜びしました。以来、道具作りも練習も大張り切りでやってくれています。そうなると、私たち教員も演出効果のために映像や音作りに、また台本の修正などにも、余計に励まなくてはならなくなりました。帰りや寝るのが遅くて大変だけれど、楽しいのも事実。元々、物を作る仕事って大好きなんです。下手だけれど…。

学習発表会は来週末。今年は例年よりも暖かいせいか、インフルエンザも今のところ流行っていなくて有り難いです。この調子で本番を迎えられるといいなと思っています。

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2006年12月17日 (日)

クリスマス・コンサート

2学期も残り少なくなってきました。先週は、毎年恒例になっている「クリスマス・コンサート」がありました。

近くの町にお住まいのKさんという、ピアノの先生がお友達をお連れになって来てくださいます。その年に話題になった曲や、クリスマスらしい曲、更には子ども達のリクエストにも応えてピアノで演奏してくださるのです。ピアノばかりではなく、変わった楽器も披露してくださったりしてね。今回は、子ども達にとっては結構スタンダードな楽器・鍵盤ハーモニカをピアノと合わせて、昔懐かしい、”Stand by Me”を演奏してくれました。「へぇ~、鍵盤ハーモニカも結構聴ける楽器じゃん!」と、大きな職業訓練生の子達も大喜びでした。「ゲド戦記」や「のだめ」のテーマ曲など、子ども達が前もってリクエストしていた曲も次々演奏されて、どの子もいい顔で聞き惚れていました。

それに、今年は更なるボーナスプレゼントがありました。と言うのは、この日は近隣の中学校・養護学級との交流日でもありました。養護学級の子を引率してきた女性の先生が、音楽の先生でしてね。ピアノも上手なんですが、専門は声楽だそうで、この日のために2曲準備してきてくださいました。クリスマスに因んで「きよしこの夜」と「アヴェ・マリア」を本当に素晴らしい声で歌ってくださったんですよ!マイク・伴奏なしで、朗々と響き渡る声は、ゾクゾクするくらいきれいで、聴いていると酔いしれてしまいそうでした。中学部のS君は、「いや~、素敵だった…。魂を抜かれるくらい良かった」と溜息混じりで呟いていました。

毎年、密かな楽しみにしているクリスマス・コンサートですが、これが終わると、2学期は駆け足で過ぎ去っていきます。そして、一年もあっという間に残り少なくなっていくのです。そうしているうちに、週明けは早くも最後の一週間。お楽しみ会に、大掃除、終業式。裏では期末の仕事が山積みに…。「あと少し、がんばれ私!」と思いながら過ごしています。

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2006年12月 9日 (土)

ゴタゴタの実践報告会

ようやく終わった実践報告会ですが、思い返してみると(いや、返さなくてもすぐ分かる)、いろいろ失敗というか、トラブルがありました。どれも、些細な失敗なので「大勢に異状なし」なことばかりですけれどね。報告会を仕切っている私にしてみれば、「ヤバッ」「やれやれ」「何てことだろうね」と舌打ちしたくなるようなことが、いっぱいでした。

朝は、いつもよりも早めに出勤して、会場全体や特にプロジェクターやパソコン、ビデオなどの接続に不具合が無いか、確かめました。掲示も剥がれてなかったし、まあ、良いだろうとホッとしながら朝の打ち合わせに出ました。すると、今日一番重大なトラブルが発生!事例児のH君が、手足口病で出席停止に!実を言うと、前日から熱はあるし口内炎がひどいしで可愛そうな状態だったんですよね。本日休む可能性が非常に高かったので、前日までに今までの記録のビデオを精選してもらって、イザとなったらビデオ研究に切り替えようと準備していました。でも、H君・本人がいてくれた方が良いに決まっています。(お願いだから、一晩で体調を治してくれ~)と勝手なことを思っていた私でしたが、無理なようでした。それ以外では当の中心授業も、他の時間の授業も、無事に終えることができました。身内の贔屓目で言っている訳じゃないですが、授業の出来も良かったと思っています。前々から、時間が足りなくて心配していた午前中の全体会も、定刻を7分ほど超過してしまいましたが、何とかうまく収まりました。私の舌も、もつれませんでした(笑)。

問題は、全体会終了後でしたね~。狭い学校なので、全体会の会場も参観者の控え室も、同じ部屋を使わざるを得ないのです。手早く会場を午後に向けてセッティングし直さないと、お客さん達は食事も出来ません。これには焦りました。他の先生達は、急いで食事をしたらジャージ姿から服装を改めないといけませんから、すぐには来てくれません。実際にすぐに動ける人間は私を含めて二人くらいでした。機材の搬出や机と椅子の追加、更には予定外の大型テレビやビデオの設置作業も加わりました。焦りまくっている私に、H養護学校のS先生が、「みかん先生、手伝うよ!」と言ってくれました。お客さんに手伝わせるなんて…と、私は恐縮してしまいまいしたが、「良いじゃん、知らない仲じゃないんだしさ」と、参観者全員がパパッと動いてくださって、あっという間にセッティングが完了!何というか、有り難いやら、申し訳ないやらで複雑な心境でした。

他にも、いろいろトラブルがありました。先述のセッティングをしている最中に長机が壊れて使い物にならなくなるし、お茶やコーヒーを煎れるために用意した白湯の入ったキーパーからは茶渋がたくさん出て使えなくなるし…。まあ、研究協議自体に影響のある事じゃないと言えばそれまでですが、一応完璧を目指したかった私としては(笑)、あまり気分の良いことではありませんでしたね…。

それでも、研究協議そのものは実入りのあるものだったと思えました。アンケートにもたくさん意見を書いてもらえたし。それが、一番かな。

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2006年12月 8日 (金)

実践報告会が終わって…

ようやく、一息つきました。

この、実践報告会が終わるまでは絶対に体調を崩すわけにはいかないと思いまして、インフルエンザの予防接種さえも控えてきました。この報告会が先日終わりましたので、やっと予防接種を受けることができました。今日は、かかりつけの医院に余裕を持って着きたいと思って、一時間年休をとりました。予防接種を受けて、ついでに花粉症の薬も早めにもらいました。それでも時間が余ったので、近所の酒屋さんに寄って自分へのご褒美をちょっと…(笑)。珍しく、日本酒ではなくてワインを飲みたい気分でしたので、赤のハーフを一本とおつまみも少々。今夜は、じっくり香りと味を堪能しようと思いましてね。(あ、でも安いワインですからね!)

長い一週間でしたけれど、終わってやれやれ…です。これから、まとめや紀要のことも考えていかなければなりませんが、取りあえずはちょっと休憩したいですね。腰も何だかヤバイ感じですので、明日はお風呂屋さんでゆっくり暖まって、できれば岩盤浴なんぞで体を癒してから次の仕事にかかろうと思っています。

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2006年12月 2日 (土)

実践報告会(=研究会)・近付く

 いよいよ、来週に迫ってきました。このところ、指導案を始めとする配付資料を作ったり、発表原稿を作ったりで学校に夜遅くまで残って仕事する日も多くなりました。もちろん、家に帰ってもパソコンに向かってやる仕事はありますしね。

 そんな最中、午前中の全体会でやる研究発表のリハーサルを行いました。発表の時間は全部で15分間。いろいろ時間をやりくりしましたが、15分間が精一杯でした。発表者は、研修部の私と、小・中学部の各代表の3名です。発表の前後に、校長の挨拶や事務連絡などを入れると、一人あたりの持ち時間は34分がせいぜいです。去年も、同じような苦労をしましたけれど、短い時間内に分かり易く、必要な事柄を発表するのは本当に難しいとつくづく思いました。今年は、学校全体の研究について説明をするのが私の役目です。プレゼンテーションや原稿を作った当初は、発表の所要時間は530秒もかかってしまいました。それで、プレゼンのパワーポイントはスライドの枚数を極力減らしました。これ以上減らしたら、何の事やら分からなくなる、ギリギリのところまで減らしました。喋る内容も、随分減らしました。それで、ようやく4分と30秒まで縮まりました。後は、喋るスピードにかかっているんですが、焦ると舌がもつれて返って遅くなるので、「時間をオーバーしてごめんなさい」になってしまいました。

 リハーサルで、他の先生達に聴いてもらったところ、内容は問題なかったので、後は所要時間だけです。時間の制約が厳しいのは、致し方ないのです。お客さん達の昼食時間をケチるわけにはいかないし、後に伸ばして終了時間を遅らせるわけにもいきません。山の中の学校ですからね。一時間に一本しか通らない電車の時刻に間に合わせないといけません。悩んだ挙げ句、教頭先生に相談したところ「これ以上発表は縮められないから、校長の挨拶を短くしてもらおう!!」、ということに落ち着きました。「何分にしましょう?」「30秒!」「立ってマイクのスイッチを入れるだけで終わっちゃいますよ」「じゃ、1分!」あぁだ、こうだと話し合った結果、1分30秒内でお願いすることに…(校長先生、ごめんなさい…byみかん)。

 一応、研究の発表については何とかなりそうです。小・中学部それぞれの授業自体も、普段通りにできれば、とても良い授業なはずだし。とは言っても、実践報告会を仕切るのは私にとっては初体験。例年になく、来校者が多いし。何か「落ち」がありそうで、不安がいっぱいです。う~、早く終わらないかな…と、そればかりを願っています。

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2006年11月27日 (月)

柚子の実

我が家の、猫の額ほどの庭には、一本だけ実のなる木があります。それが、柚子の木なんです。

毎年、柚子の実を同僚のみんなに少しずつ分けています。柚子が嫌いな人がいると、悪いかも…、と最初の頃は遠慮しながら分けていましたが、皆さん喜んでくださるので、今年も配ることにしました。紙の手提げに、柚子を70個ほど入れて職員室に入ると、真っ先に用務員のOさんが「わ~、嬉しいねぇ。もう、こんな時期になりましたか」と、香りに気がついてくださいました。先生達も、それぞれに柚子の香りを楽しんだり、「今夜は、湯豆腐!」と早くも夕飯の献立を決めたりで、喜んでくれました。半端に余った柚子はS先生が「焼酎に漬けて柚子酒を作りたいから、ちょうだい」と全部貰ってくれました。

柚子を配った日は、一日職員室が良い香りで、とっても良い気持ちがします。先生達の机の上に黄色の柚子が乗っているという光景も、この時期らしくて好きなんです。まだ、柚子はたくさんあるので、学期末の鍋物パーティーに提供しようかと思っています。

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2006年11月10日 (金)

インフルエンザ予防接種

…と言っても、私のことではありません。今日の午後は、併設の学園での予防接種でした。

そのために、朝からT君が大騒ぎでした。「ねぇ、注射、痛い?おれ、嫌だよぉ!」「先生、代わりに受けてよ!」「わ~ん、怖いよ~~~」。最初は、「怖くないよ」「大して痛くないよ」「そりゃ、無料で打ってくれるんなら、先生だってやって欲しいけれどさ」などと、丁寧に受け答えしていた私たちでしたが…。これが朝の会が終わって、次の授業に入ろうとしていても続くので「おい、T!いい加減にしろ!!お前が騒ぐから、K君もU君も怯えちゃってるじゃないか(怒)」と、ついに主任の先生が一喝しました。次いで私が「気が小さいねぇ。しっかりしなさいな。男でしょうが!」とからかい気味に話しかけると、ブツブツ言いながらも、一旦は静まりました。そうして、午前中は無事に過ごすことができました。お昼ご飯前に検温していると、怖さが蘇ってきたようで、「わ~、嫌だよ…」とまた言い出しました。私が「さ、ご飯だ!今日はシーフードカレーだってよ」と、誘うとすぐに気が紛れて浮上してきましたけれどね。

そのお昼ご飯が終り、午後の授業も早めに切り上げると、いよいよ予防接種の時間が近付いてきて「ひ~!!嫌だよ」「ね、先生は注射怖くない?」「怖いよ怖いよ」と、また始まりました。そのうち、頭を抱えて床にうずくまってしまいまして、パニック寸前になってしまいました。呆れた主任と私が、「本当の本当に大したこと無いし、怖くないし、騒ぐほどのこともないよ」と、交互になだめました。更に、Y先生が「伊藤家の食卓でやっていた、痛くなくなるおまじないをしてあげる!」と、言ってくれて、何とかおさまりました。お医者さんの前で、わめいたり、部屋から飛び出したりで、養護学校の子を見慣れている先生も呆れていましたが、やっと無事に予防接種が終わりました。このT君、実は2学期始めに普通中学から転入してきた、知的にも高くて、面白い子です。何だかね~、小学部の小さな子達がしっかり注射してもらっているのに、情けないなと思わないでもありませんが、極端な経験不足なんでしょうね。頭が良い分、いろいろ余計なことを考えたり想像したりして、怖さが大きくなってしまうのかもしれません。

T君をなだめたり気をそらしたりで、変な風に疲れてしまった今日一日でした。これで、インフルエンザにかからなければありがたいのですが。こういう施設は、予防接種していても流行るんですよね。私も、忘れずに予防接種しなければ、と思いました。

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2006年11月 9日 (木)

研究授業の事前研修

うちの学校の実践報告会(対外的な研究会)が、12月の頭に迫ってきました。

ここ1週間ばかりは、授業案の検討ばかりしていました。今までだと、自分の書いた授業案を完成させるのに力を注いでいましたが、今年は中心授業者としての重責からは逃れられました。代わりに、実践報告会を仕切る役目を仰せつかりました。なので、今回の事前研修会では、先生達が書いた授業案をチェックして、少しでも執筆が楽になるようにお手伝いすることも私の役目の一つです。今までは、チェックされる一方だったので分かりませんでしたが、他人の書いた指導案を添削することが如何に難しいことかが、この研修でよく分かりました。授業案は簡素化できるなら、より簡単に、一目で分かりやすく書きたいというのが、私の考えです。だって学校の研究会に来てくれる先生達は、来校したその日の朝に指導案を受け取って短時間で目を通すのです。ダラダラの長文は読み切れないし、分かりにくいからです。ですから、できるだけ簡潔に、図や写真で分かることは大いに利用して、文章はできるだけ少なくするべきだと思っています。要は、さっと目を通してどんな授業か、対象となる子たちはどんな子たちなのかが、素早く分かるように書くことが大事なんだと思うのです。

そう言う私の考えのもと、「これは要らない」「この文とこの文は同じ事だから、どっちかを削る」「これは、教材の写真を載せれば一発で分かるから、長い説明は要らない」としていくと、確かに授業案がすっきりしてくるんですよね。でも、執筆したM先生にしてみれば「う~、一生懸命考えた文章なのに!こんなに少なくなっちゃった」と思えるようで、ご当人はガックリしてしまいました。それを見ていると(う~、私って性格悪いのかも)と、私も落ち込んでしまったりしてね…。確かにね、授業案を書くときの苦労は私もよく分かります。苦労して書いた文をあっさり削られると、がっかりする気持ちも、とっても、とってもよく分かりますよ。今までの先輩達は、私がそれほどがっかりしないように、上手に指摘やチェックをしてくれたんだなと改めて思いました。「ごめん、M先生。うまい書き方を私も考えてくるから、勘弁して。研究会まであと少しだから、がんばろう」と、お互い励まし合って事前研を終わりました。

M先生の授業自体は、すばらしいと思うんですけれどね。研究会で、参観者に分かり易いように解説するのも私の役目かな、と思うと気が重いです。でも、中心授業者を引き受けてくれた先生達ががんばっているのだから、何とか労に報いるようにしないといけませんね。だんだん、切羽詰まってきました。

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2006年11月 7日 (火)

冬になりました

今日は、立冬だそうですね。今朝のラジオでも言っていました。

まるで「立冬」を境目にしたように、今日は昨日までとは打って変わって、急に寒くなりました。私が勤めている学校の近辺も、冷たい木枯らしのような風が吹きすさんでいました。暦の上でも今日から冬だけれど、何も線引きしたように冬に変わらなくても良いじゃない…、と思いながら一日を過ごしました。木枯らし、突風がすごいので、いつもの農道での持久走も大変でした。気温が低いので走りやすいはずなのですが、向かい風になると息ができないんですよね。小さい子は飛ばされそうになるし。

そんな初めての冬らしい日でしたが、こんな日にエアコンの工事が学校でありました。何年も前から要望していた、パソコン室の空調です。来年の夏からはありがたいなと思いますが、今はね~。子ども達に訊かれるので「パソコン室にクーラーを付けるの」と説明しましたが、ピンとこないようでした。だって、今は暑くないですからね。暑い盛りにやってくれれば、「嬉しいね。明日から、涼しいね」くらいの言葉が聞かれるところだと思いますけれど。

でも、来年の夏からはパソコン室での仕事が楽になりそうです。それに、パソコンのエラーや故障も減ることでしょうが、私も子ども達同様に実感が湧かないですよ。日中は動いているのである程度暑い時もありましたが、帰るときは本当に寒いと思いましたからね。

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2006年11月 5日 (日)

3人だけの一週間

先週は、中学3年生が修学旅行に出かけていたので、中学部はたった4人で一週間を過ごしました。更に、1年生のK君が重症の風邪にかかって寝込んでしまったので、実質3人で寂しく過ごすことになりました。

いつも通りの日課を…、と思わないでもありませんでしたが、人数は少ないし3年生達は楽しく過ごしているんだし、こちらも楽しくやろうと思いまして、簡単な調理を組み込みました。材料は農場で採れたさつまいもが残っていました。100円ショップでホットケーキミックスを買ってきて、さつまいも入りのホットケーキを作る事にしました。のんびりやると決めたので、子ども達が読んで分かるようなレシピは、一人一枚ずつ前もって用意しました。後は、「ちゃんと書いてあるから、落ち着いて読んでやってごらん。時間はあるからさ。」と投げかけて、私はひたすら手を出さずに見守ることに徹しました。人手不足の中学部を心配して見に来てくれた教頭先生も、「お前達、しっかり読んでやれよ。書いてあるとおりにやればできるからな」と言うと、見る方に回りました。教員が、自分からは手を出さないというのは結構忍耐が要ります。つい、口や手が出て要らぬお節介をしてしまいます。(ケーキの種を混ぜるのに、菜箸よりもしゃもじか泡立て器の方が良いのに)とか(先にさつまいもをレンジにかけろって、書いてあるのに!)とかね。でも、がんばって黙っていると、本当に必要なときは「先生、電子レンジの使い方、忘れちゃった。どうするだっけ?」と、子ども達の方から聞いてくれるんですよね。時間をたっぷり使って、お昼前にはホットケーキが焼き上がりました。いつも以上に、「自力で作った」という意識が持てたようで、特にT君は小学部の先生や、子ども達、用務員さん達にもお裾分けして回りました。そして、「味は?美味しかった??小学部のS君達は食べてくれた!?」と嬉しそうに聞いて回っていました。そして、帰省の際に「このレシピ、持って帰って良い?家で作りたい」と言ってくれました。そう言えば、この子は前に作った月見だんごも、クッキーも全部お家でおさらいしているんだなと思い出しました。

人手が無いので、のんびり、ゆっくりやる活動ばかりを組みましたが、これが結構大事な学習だと改めて思いました。自然に子ども達の自発的な動きを待って、子ども達に任せることができるんですから。子ども達にとっても「自力で作った」という確かな実感が持てて嬉しいようです。もっとも、分かるレシピや補助具など、準備はもちろん必要ですけれどね。3年生と引率教員2人がいない間、気楽ではありましたが(でも忙しかった)、実りの多い一週間でありました。

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2006年10月28日 (土)

2回目の山登り

昨日、学校行事で今年度最後の山登りがあり、へとへとになって帰宅しました。それにも関わらず、今朝は法事に出かける両親を駅まで送るために早起きしましたら、やはり筋肉痛で、起き上がるだけで体中からギシギシと音がしそうでした。

9月の末にも一度登っている山ですが、この時は背丈ほどの草が生い茂っている箇所もありまして、大変でした。しかし今回は、頂上近くの神社の縁日が終わった後でしたから、登山道も整備してあって、もちろん草も綺麗に刈ってあって、登りやすくなっていました。しめ縄も新しいものに変わっていました。それに前回よりも気温が低いですから、体力的にも大分楽でした。前回同様に小学部のS君と一緒に登りましたら、9月よりも一段と登り方が上手になっていました。慎重なのは相変わらずですが、段差や岩に手足をかけるのも慣れていました。余裕があるので、本人も機嫌が良く「K君は先に行った?」「お弁当は?」とにこにこしながら話しかけてくれました。空は、抜けるような青空でしたし、2名ほどの登山客ともすれ違って挨拶を交わしました。S君も「お父ちゃん(笑)、こんにちは」と愛想良く挨拶して相手の方にウけていました。(登山客の一人が、この子のパパさんそっくりだったのです!)ところで、このS君、前回は登りも遅いけれど、下りになると非常に慎重になって足が遅くなりました。学校到着が最後、というのも寂しいので今回は私たちだけ出発を早めにし、下山も一足早く出る、ということにしてみました。

そのおかげで、S君と私の二人は山頂に一番乗りでした。他に誰もいない山頂、というのも良いものだと思いました。景色も最高に良くて、遠くまでよく見えましたしね。しかし、一つだけ事件がありました。私が、「S君、がんばったね。お弁当だよ!」などと言いながら、どこでお弁当を開こうかと辺りを見渡していますと…、4~5メートルほど先に、山の中なのに変な太くて、短めのロープみたいなのが落ちています。ロープ?変だな、何でこんなところに?などと思いながらジッと見ていると、何と、ロープが這いずって茂みの向こうに入っていこうとするではありませんか!!(げっ、蛇だぁ!!)と思わず息を呑んで見ていると、S君も気がついて「ヒッ」と声にならない悲鳴を上げて、私にしがみついてきました。いやぁ、びっくりしましたね~。多分、青大将だろうと思いましたけれどね。ま、マムシやヤマカガシじゃなくて良かった、それに、S君がシッポを振り回したりしなくて良かった、とホッとしました。私たちが、蛇にびっくりしている間に、後から健脚な子たちが相次いで山頂に到着しました。シン…、としたところに大きな蛇が現れて、驚いていたところだったので、みんなの賑やかな声が聞こえてきて、私もS君も何だかとても安心しました。お昼の後、また、みんなよりも一足早く下山を開始したところ、後半はみんなと合流して一緒に歩いて帰ることができました。

蛇や、蜂の斥候兵らしきものにも遭遇して、結構びっくりすることが多い今回の山登りでした。それに、全身の筋肉が軋んで痛いですしね。でも、無事に楽しく行ってこられて良かったなと思います。…とはいうものの、残念なのは山で出会った生き物が蛇だったことかな?昨年、副校長がニホンカモシカに遭遇した事件が忘れられません。(「3回目の山登り」参照)私も見てみたかった、というのが密かな願望でしてね。蛇で終わったのが何とも残念だったなとも思っています。

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2006年9月29日 (金)

山登り

本日は、毎年恒例の山登りでした。(みかんポイントがある山です。昨年の山登り、近付くをご覧ください)

お天気に恵まれて、暑くも寒くもなくて絶好のハイキング日和でした。私は、小学部4年生のS君に付いて登りました。万事につけのんびりマイペースのS君は、山登りでもマイペースで、のんびり且つ慎重です。安心して見ていられるのですが、のんびり過ぎるペースというのも結構疲れました。登りは疲れてくると止まってしまうので私が後ろから「よいしょ」「こらしょ」とかけ声を掛けてあげると、S君も声と力を出して登りだしてくれるので助かりました。でものんびりすぎて、速いペースの友達には離されてしまい「え~ん!!」と泣き声になりました。不安だったらしくて、不安げな表情でした。すぐ後ろに私がいるのに、あんまり当てにされてなかったみたいです(笑)。

非常にのんびりでしたが、S君は今年初めて頂上まで登り切ることができました!去年まではM平という途中地点までで終わっていたのですから、更に大変な頂上まで登ったことは実に快挙でした。私自身も、ここ2~3年は子ども達に付き合って頂上まで登っていませんでしたから、久々でした。雲が出ていましたけれど、遠くの街の高層ビル、遙か彼方の海や山まで見渡すことができて、S君にとっても私にとっても良いご褒美になりました。お弁当のあと、少し休憩し、記念撮影をしてから下山しました。山登りって、登りよりも降りる方が大変なところがあります。S君も例に漏れず、登りよりも更に慎重に、足を進めてくるのでみんなよりも大幅に遅れました。それでも、ゆっくり安全に降りてくるので安心でした。一回だけ、石車に乗って滑っていましたけれどね。

みんなよりもかなり遅れての麓到着でしたが、S君はすっきりした顔でした。「やった!」と思ってくれたのかもしれません。私も満足感が味わえて、良い気分です。でも、流石に疲れました。普段、晩酌する習慣はないのですが、今日だけは「ビールが飲みたい!」と思い、買って帰りました。

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2006年9月22日 (金)

運動場の草取り

…とは言っても、学校の運動場にあらず。近所の「スポーツ広場」と呼ばれる空き地のことです。

運動会が終わったら、次は「新体力テスト」(スポーツテスト)です。この種目の中に「50メートル走」があるのですが、うちの学校の運動場はあまりに狭くて50メートルの直線コースが取れません。斜めのコースを取ってみても40メートルがせいぜいです。こんな狭い運動場でよく運動会をやったなあと感心するくらいなのですが、まあ、狭くても何とかなるものですね。しかし新体力テストとなると、正確に50メートルが取れないのは問題があります。そこで、うちの運動場よりは幾らか広い(いや、だいぶ広い)近所のスポーツ広場を借りるのですね。久しぶりにそのスポーツ広場を見たら、何と草ボーボーのジャングル状態ではありませんか。少々の雑草ぐらい何てことはありませんが、どの草も丈はスネぐらいあるんですよ。しかも、結構太くて頑丈そうな雑草がびっしりと生い茂っているんです!!まるで稲刈り前の田んぼです。こんなところではとても走れません。運動音痴の私なんかが走ったらすぐに足を捕られます。

そんなわけで週末前の、今日の放課後は職員総出(10人に満たず)で、草取り作業と相成りました。全部を草取りしたら、とてもじゃないけれど、1日掛けても終わりません。取りあえず50メートルのコース分だけ確保して、そのスペースだけを草取りしました。お喋りしながらも必死に手を動かし続けて1時間弱。ほっと後ろを振り返ると、草ボーボーの中にすっきりした地面が、帯のように50メートル分だけ伸びています。「良かった~、何とかなったね」「走るコースがはっきりするね。全面きれいにするより分かり易くて良いじゃない」と、口々に言い合いながらもホッとしました。「でもさ、これで土日を挟んだらまた生えてくるって事は無いよね?」とは、教務主任のセリフ。「無い、無い。月曜日にさっさと記録を取っちゃえばいいんだから。後は草ボーボーだろうが、ジャングルだろうが…」と、みんなで納得し合いながら終わりました。

確かに、草ボーボーでビックリしましたが、やはり季節は秋ですね。夏の頃のような生き生きした草ではなく、カラカラに乾いて枯れかかった草も多くて、雑草の季節も終りだなと実感しました。月曜日は晴れて、50メートル走を計測できると良いですが。

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2006年9月17日 (日)

盛況!運動会

昨日は、前々からお天気を危ぶまれていた、運動会は見事に青空の下でできました。

全くのところ、前々日までは体育館でやる覚悟を決めていたのですが、前日になって急に天気が好転しました。傘マークが並んでいた天気予報も、傘はいつの間にか消え、雲マークと、お日様マークになっていました。体育主任さん、喜んでいましたよ!「おれは雨男…」と落ち込んでいたのは誰だっけか?と思うくらい、嬉々として「本番に強いのが俺だ!」と豪語しました(笑)。前日の天気が良くて運動場が乾いたおかげで、テント張りやライン引き、椅子や机の運び出しなどの準備も予定通りにできました。この準備が雨でできないとなると、また大変なんですよね。前日の準備を全て、当日の朝にやらなくてはなりませんからね。もっとも、私の仕事は放送機器の設営とビデオカメラの設置ですから、どのみち当日の仕事ですが、それでも他の準備をやってから、となると朝の短時間では難しいですから焦ってしまいます。そんな心配事も全て無くなり、準備も万端で運動会に臨むことができました。残る心配事といえば、連日の雨のために晴天時の総練習ができなかったことです。(2回の総練習は全て雨バージョンでした)「ぶっつけ本番だから、どうなるか全然分からんね。良いさ、5時までに終われば。多少遅れてもなんでも!」と、私ら学校の職員も、学園の先生達も開き直り、お天気になったことだけを素直に喜ぶことにしました。

賑やかに始まった運動会は、本当に楽しくできました。私が担当した種目は、小学部・中学部の合同種目(要するに、学校のメイン種目)でした。練習では、私が属する青組は連敗に次ぐ連敗でしてね。この種目の審判をしている間は「私はどちらの味方でもない!」と思っていても、一度も勝てないとなるといい加減ガックリしますよ。でも、久しぶりの晴天で青組側の子たちの闘争心に火が付きました。もちろん、赤組側も必死です。ギリギリまで競り合って、一時は「同点か!?」と思いましたが、何と、1点差で青組の初勝利でした!本番に強いのは体育主任だけでは無かったと言うことですね。持久走も、今までにない自己新記録の続出だし。私が伴走したT君も見事新記録で、思わず「えらい!」と抱き締めてしまいました。施設の職業訓練生達の組み体操はカッコ良かったし。会場にいる全員が参加する「全体種目」は、親御さん達もボランティアさん達も真剣な顔でゲームに取り組んで楽しんでいましたし。(全員がいつの間にか勝負師になっていました)最後のリレーは見事な競争で、見応えがありました。特に、一番年かさで職業訓練生の子たちのレースが本当に良かったです。今年の障害者スポーツ大会に県代表として出場することが決まっている子たちも含まれていましたからね。どの子も惚れ惚れするくらいカッコ良い走りっぷりでした。運動会が全て終わった時点で、何と赤・青共に同点で、引き分けになってしまいました。「良いよ、楽しかったから」とは、私の近くで話していた保護者の方の言葉でした。「どっちもがんばったんだからね。これで、ケンカにならなくて良かったんだよね」と言ったのは、小学部3年生のH君でした。最後まで勝敗に拘り続けたH君でしたが満足げな表情で、私たちも本当に嬉しく思いました。

小さな分教室・施設合同の運動会は、地味ではありますけれど、温かくて楽しくて、良い運動会だなと毎年思います。小さな運動会なので、みんなで参加できるからみんなで楽しめるのですよね。本番で晴れてくれて本当に良かったです。

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2006年9月13日 (水)

運動会は、晴れか?雨か!?

今週の土曜日が、うちの学校の運動会です。できれば、ほどほどによい天気で(カンカン照りは困る…)、無事にできるのが一番ありがたいのですが、天気予報を見ているとどうも、ねぇ。

私たちの学校の運動会は、併設の施設と共催なので、諸々の都合で晴雨に関わらず運動会は決行されます。雨なら、狭い体育館で何とかやってしまうんですね。もっとも、リレーや持久走(運動会にしては、珍しいでしょ?)などは、体育館では危ないので中止になるのですがね。私が今の学校に勤めている間に、完全に体育館でやったのは1回、途中で降られて体育館に逃げ込んだのが3回ほどでした。体育館は狭いし蒸し暑いし、結構酷なのですが、競技数が少なくなるので早く終わるのがまあ、利点です。体育館でやることも想定に入れるので、総練習は体育館バージョンと屋外バージョンの二通りをやっています。でも、できれば練習したことは本番でやりたいので、グラウンドできちんと運動会をしたいというのが教員・子供全員の願いです。

今日は、雨の日の総練習でした。もし、明日が晴れなら外での総練習も可能なのですが、運動場は水浸しだし、明日のお天気も怪しいしで、どうなる事やら…です。昨日などは、困り果てた体育主任から、相談を持ちかけられました。「ねえ、みかん先生。運動会当日が雨が降って無くて、でも、グラウンドがグチャグチャなときって、どうすりゃいいの?」とね。一緒にいた教頭さんも、一言「う~ん」と考え込んでしまいました。私は、この学校に一番長くいますが、そう言う心配をしたことがないのです。いつも、当日だけ最初から土砂降りか、途中で降られてしまうかのどちらかでしたから。こんなに、長雨に祟られて運動場が乾かない、当日も怪しい、というのは初めてです。更に、「雨が落ちてないのに中でやるの?」というような割り切れない気分、というのも無かったですしね。(大概、諦めが付いていました)

相談を持ち掛けてきた体育主任さんは、今年度から転勤してきた先生です。ご本人、「おれ、どうも雨男みたい」とガックリしていました。この時期のお天気は、どうしようもないですけれど、慰めようもなかったです。本番の日、雨が降らなければ良いな、と思っています(願!)。

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2006年9月 2日 (土)

始業式&防災訓練

昨日から、私たちの学校も2学期が始まりました。2学期の始業式の日は、毎年恒例の防災訓練の日でもあります。結構、忙しい思いをする半日です。

始業式の時には、小学部・中学部から代表の子が、「2学期にがんばること(楽しみなこと)」を発表することになっています。今回は、うちの中学部からは3年生のK子ちゃんと、T君が発表することになりました。彼らが一番楽しみにしているのは、もちろん修学旅行。K子ちゃんは「修学旅行のお勉強、がんばります。美味しいもの、いっぱい食べます!」と嬉しそうに宣言しました。何か、違うような・・・?と思わないでもありませんでしたが、まあ、これが彼らの正直な気持ちでしょうね。小学部には可愛らしい転入生も来ていて、結構楽しい2学期になりそうな気がしました。

始業式が終わって、一息ついたら次は防災訓練です。学校の外は、既に訓練の警戒宣言が出されていて、サイレンも鳴っています。しかしながら、この日はあいにく土砂降りの大雨。それでも一応、地震が起きたときの避難訓練はしました。もっとも、消火訓練のような屋外でやる訓練は割愛されました。おかげで少し時間に余裕が出ました。いつも、2学期の始業式は、防災訓練とセットなので慌ただしいのです。学級活動で、夏休みの出来事などを話し合う時間も取れないのが実情です。でも、防災訓練も大事ですからね。かといって、今年などは始業式の次の日は土日明けですから、夏休みのほとぼりも冷めてしまいます。だから、今回はちょうど良かったと思いました。

さて、この日は半日で授業は終り。お昼前に子供達は学園に戻りました。昼食は備蓄用の非常食です。学園の厨房には私たち学校職員の分も備蓄してくれてありますので、毎年この日のお昼は非常食なんです。アルファ米のご飯とか、缶入りの味噌汁とかね。何となく物足りないような気分で、午後の仕事が始まるのでした。

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2006年8月 8日 (火)

夏休みの研修③

秋田から帰ってきたら、再び研修会です。(秋田での話はまた、別の日に)

今日は、県内の養護学校が集まっての夏期研究協議会です。あいにくの悪天候でしたが、私は評議員(要は、使い走り・下働きです)になっているので、朝早くから家を出て会場に向かいました。今年の会場は何と、私の母校でした。S大は、山の中にある学校なのでキャンパス内はやたらに坂が多い、とんでもない環境です。大雨・洪水警報が出されている中では、大学前のバス停から目的の建物までは通常よりも時間がかかると踏んで、予定よりも早めに出ました。ところが大雨の影響で道路が混雑していて路線バスも遅れ気味。結局、傘にしがみつくような格好で、焦りながらキャンパス内の急坂を登る羽目になりました。何とか、時間前には学生会館(私の頃はなかった!)に辿り着くことができましたけれどね。その後は、教育学部の学生さんたちのフォローをしながら受付係をしたり、講演会の後片付けをしたりで、働いていました。大がかりな研修会ですから、有名な先生の講演会もあるわけですが、私が一番印象に残ったのは、有名な先生のお話にあらず。午後の分科会で助言者の役をしていた、S大の助教授・T子先生のお話でしたっけ。

私が学生だった頃の先生達は皆さんお辞めになっていますので、S大の先生達もいつの間にか世代交代していましたね。T子先生は、お若くて才能溢れる方で正に、才色兼備な方でした。「災害時(主に大地震)における、障害児は・・・」が、ライフワークの一つのようで、研究の一端を伺うことができました。「全て、調査の途中であるけれど、大地震は明日、来るかもしれないのだから」と、新潟の中越地震下での、とある自閉症のお子さんのことを話してくださいました。さらには、神戸の時も、新潟の時も、学校に子供達がいる時間帯には地震は起きていない。昼間の、学校に子供達がいる状態であの、震度7以上の大地震が起きたらどうなるかは、誰も経験していないのだ・・・のくだりには、寒気がしました。ましてや、登下校中に起きたら・・・?被災した子供達の親御さんが亡くなりでもしたら・・・?全て、想定外のことです。どこの学校でも、検討どころか話題にも上っていないでしょうね。(漠然と、不安は感じていても考えることを避けているとも、言えるでしょうか)

T子先生のお話は、実は分科会でのテーマとは別の、おまけの講義でした。しかし、分科会のテーマ(自閉症の子のコミュニケーション指導・・・でした)以上に、重い課題で、でも避けて通るわけにはいかないことですよね。一気に暗く重たい気分に落ち込んでしまった、今日の研修会でした(笑)。

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2006年8月 3日 (木)

夏休みの研修②

昨日は、研修会ずくめの一日でした。

午前中は、私が企画したものですが、発達検査の「KABC」の検査結果の活用法について、外部講師の方に講義してもらうことにしました。これは、昨年度と同じA先生に依頼して、昨年の続編、ということで教えていただきました。長年教員をしていると、どうしても自分の勘だけに頼って指導をしがちなところがありますが、良くない傾向だなと自分でも感じていました。自分で把握した子供の実態を、科学的に裏付けることの重要性を昨年度の研修会で改めて知ったんですね。で、もう少し突っ込んだ学習をしてみたくて、再度同じ先生にお願いしたのでした。このA先生、私より5~6歳上くらいだと思うんですが、発達検査に実によく精通しているのです、それこそ臨床心理士並みに。おそらく、まともに研修会に参加したら、1~2万円は取られるくらいの中身の濃い講義でして、同僚の先生達にも好評でした。

午後は、学園主催の研修会で、県の児童相談所の判定主主幹スタッフで、臨床心理士の方が講師の講演でした。お題は、今どき流行の「児童虐待を考える…」。重いテーマでして、「児童虐待をしている家庭に、学校が(指導)できることは無い。一刻も早く通報することが大切だ。」という先生の一言が痛烈でした。もっとも、今の私が勤めている学校では親の虐待から保護されてきた子が少なくありません。保護されてきた子を、どう指導して育てていくかが、大きな課題だと思いますね。しかしながら、欧米でも虐待から子供を保護するまでは素早く対応するのですが、その後の対応はどこの国でもお手上げ状態だということでしたっけ。確かに、難しい子が多いですけれどね。

一日、勉強ずくめの日、というのも悪くはないですね。しかも、学校・学園主催だと経済的だし。実は、明日から両親を連れて秋田の竿灯祭りを見に行くのです。仕事がまだ中途ですが、お祭りの日は動かせませんからね。研修に力を入れた後は、親孝行に徹します(笑)。

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2006年7月31日 (月)

家庭訪問

先週末は、午後から生徒の自宅へ家庭訪問に出かけました。

家庭訪問を実施している学校は、年度の初め頃に計画するのが普通だと思います。うちの学校は、子供たちの家庭での様子を知りたいと言うことで、夏休みに行っています。学期の途中では、子供達が帰省していないので夏休みに、と言うことになるんですね。今回、私が訪ねたK君は、母子家庭。夏休み、とは言ってもお母さんは生活を支えるために働いています。K君自身は週末やお盆にならないと帰省できないのですが、お母さんのお仕事の都合や、早めに夏休みの宿題を届けて説明しなければ・・・といった、こちらの都合もあり、この時期に訪問しました。私が勤めている学校は山の中の学校ですが、K君のお宅は更に山道を登り、大きな川の起点も超え、本当に山奥にあります。実を言うと、無事に辿り着けるか心配でしてね。ゼンリンの住宅地図と道路地図を助手席に置いて、時折路肩に車を停めて確認しながらの道行きでした。

何とか無事に到着しました。1学期の学習の成果を見せ、夏休みの宿題を説明し…、最後の最後で、本当に私が訊きたいことを切り出しました。「お母さん、自立支援法関連で今、K君を預けている学園にかかる費用が跳ね上がること、ご存知でしたか?」・・・と、ここまで露骨には訊けませんでしたが、遠回しに探ってみました。そうしたら、意外に認識が無いことが分り、ちょっとショックでした。本当なら、中学部を卒業して、更に3~5年後、今の施設を出た後のことも訊きたかったのですが、生活を支えるのに必死なお母さんに、これ以上はどうしても切り出せませんでした。本当は、お子さんを預けている数年間の間に、福祉や行政に働きかけてK君が安心して過ごせる場所を開拓しないとダメだよ、お母さん達の声がないと福祉や行政は動かないんだよ、と言いたかったのですがね…。

今回の私は、ダメダメでした。中学部の3年間はあっという間なのに。言わなければならないことの半分以上は、私の口から言えないで終わってしまいました。う~、厳しい現実をお母さん達と一緒に、きちんと考えられるようになりたいと思いました。

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2006年7月27日 (木)

キャンプ・番外編

今日から、隣の学園主催のキャンプです。私たち、学校職員は教材を買いに行く途中に少し顔を出しました。もちろん、差し入れを持って。

学校の子たちも、もちろん参加しています。学校行事ではないので、ま、言ってみれば家庭でのレジャーみたいなものですね。ところで、中学部の子たちは学校行事のキャンプの成果を生かしているかな?と思いきや、ちょっとがっくりしましたっけ。学園のF先生が、「ちょっとぉ!中学部、キャンプで何してきたんですか~!?T男ときたら、全然、テント張れないんですよ」と愚痴るのです。本人に「をい!あんた、テント張れなかったんだって?」と聞きますと、「だって、知らないんだもん」。ちょっと、T男君、しっかりしてくれ!あんた達が使っているテントは、学校のキャンプの時と同じものですよ。だって、F先生たちが学校から借りていったんですから。うちの主任は憮然としてました(笑)。お昼ご飯は、素麺だったようです。ただし、茹でた素麺が随分残ってしまって、学園の先生達が困っていました。「ね、みかん先生、おなかすいてない?食べてかない?」とまで言われましたが、あいにくお昼をすませた直後でしたからね~。夕飯がバーベキューだということでしたから、お素麺を炒めちゃったら?と提案してみました。すると、そばで聞いていたS君も「お、いいじゃん、ソーミン・チャンプルーだ!」と言い出して、素麺の行方が決まりました。

ところで、大抵の子たちは私たちの訪問を歓迎してくれました。でも中には「もう、学校はおしまいだよ!なんで、あんた達がいるんだよぉ!」と言わんばかりに機嫌が悪くなる子もいました。まあ、予想はしていましたのでこの子の機嫌が絶不調になる前に、退散しました。

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2006年7月26日 (水)

夏休みの研修①

実は、先週末で1学期は終了しました。とは言っても、私たち教員はいつも通りの勤務です。

今日の午後は、研修会でした。これは学校主催ではなく、併設の学園が開いたものです。就学前の療育を行っているW先生が講師になっての講演でした。「家庭(家族)と支援する側とのコミュニケーションの取り方」がテーマでした。有り体に言えば、支援会議を開くときのコツ、と言うのが大筋です。W先生は、穏やかな人柄で私よりも幾らか若い先生ですが、言っている内容は結構厳しいことが多かった、と言うのが今日の印象でした。特に、耳が痛かったのは、「支援者(教員・保育者・療育者など)が、あまりに知らないと言うのが圧倒的な気がします・・・」の、一言でした。「あまりに知らない」とは、子供個々の実態についても、専門的な知識についても言えることでしょう。「自分が知らない」と言う事実を、「あの親は、口うるさい」と転嫁してしまう、と言うのもありがちな傾向だと思いました。親御さんと、子供に対する意識を共有するためには何が必要か?改めて考えさせられました。参考図書や研修会での学習を積み重ねることも大事なことですが、何より必要なことは「○○してみたら、できるようになりましたよ」「△△はダメだったけれど、こうしたらバッチリなんですよ」と、学校での成果を伝えられることでしょうね。

今週末には、家庭訪問が控えています。伝えたいことや、親御さんと一緒に考えたいことは山ほどあります。前向きに話し合えるようにするために、もう一度内容を整理しなければと、思えた今日の研修会でした。

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2006年7月23日 (日)

キャンプ③

二日目は、キャンプ地を離れて体験工房に向かいました。

キャンプ中で、思った通りというか、予想通りと言いますか、好評だったのが「蕎麦打ち体験」でした。二日目の朝は、どの子も、起きてくると「お蕎麦!!」と言うのですよね。よほど楽しみだったようです。朝食後、キャンプ場や宿泊棟の掃除をしてから市営のバスに乗り込みました。平日の午前中でしたので、バスはガラガラ、余裕で座ることができました。目的地の工房には少し早めに到着しました。本当なら休業日なんだそうですが、毎年快く体験をさせてもらっています。他にお客さんがいなくてゆったり蕎麦を打てるのは、うちの学校の子たちにはありがたいことでした。子供1~2人ごとに、従業員さんがついてくれて、丁寧に教えてくれました。学期中に、手打ちうどんを作ったことは数々あれど、蕎麦はこの子たちには経験がありません。アバウトなやり方でOKなうどん打ちとは違った、繊細な蕎麦打ちは結構緊張したようです。子供たちの表情が真剣でした。粉を混ぜたり、少しずつ水を加えたりの作業をそれこそ、薬でも調合するかのような慎重さでやっていました。面白そうなので、「先生にもやらせて」と時々作業を代わってもらったりして、私も他の先生たちも、楽しむことができました。蕎麦打ちで、一番個性が表れたのは、蕎麦を切るところでしょうか。綺麗な細さで、当分にキチッと切れている子、だんだん太くなってきて、「ほうとうかな?きしめんかな?」と思えるくらいの子もいました。

茹で上がっていただく段になると、子供たちの笑顔が絶好調に達しました。打ち立てなので、香りが良くて、味も歯ごたえも良いお蕎麦でした。ところで子供たちが、お蕎麦を手繰るのが意外に上手でびっくりしました。施設の給食では、あまり麺類は出ません。いえ、私たちが勤務しているときは出ないんですね。だから、彼らが麺を啜っている様子を見たことがなかったのです。あまりに、蕎麦を手繰る様子がサマになっているので感心しました。まるで、ほら、落語家が蕎麦を手繰る真似をしてみせることがありますよね、そのまんま、です。教頭先生が「滑らかで、喉越しが良いので啜り込み良いんだね」と嬉しげに呟いていました。お蕎麦が美味しいので、蕎麦湯も美味でした。私ら教員はもちろん喜んでいただきました。食いしん坊のU君も私たちの真似をして、蕎麦猪口に蕎麦湯を注いで飲みました。蕎麦つゆが少し残っていたので美味しく感じられたようで「うま~い!」と感激していました。更に続いて真っ白なままの蕎麦湯を飲んでいた私を見て、自分もと、空になった蕎麦猪口に蕎麦湯をおかわりしました。でも、蕎麦湯だけのお味は舌にあわないようでした。しかも、蕎麦湯は冷めにくいので猫舌のU君にはきつかったようです。

二日間のキャンプ、子供たちには最高に楽しかったようです。そのためか、終わった翌日は何だか気が抜けてしまったみたいでした。「キャンプまでは、一時的に夜尿も治まっていたんですけれどね…。気が緩んだら元に戻っちゃったみたいです(笑)」とは、施設の先生からの報告でした。

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2006年7月17日 (月)

キャンプ②

さて、キャンドルサービスが終わった後は、入浴と寝るだけです。ここのキャンプ場は、宿泊棟に檜で作った浴場もあって、管理人さんが沸かしてくれるのでキャンプ中と言ってもお風呂に入ることができます。なかなか、気持ちの良いお風呂でした。

お風呂の後は、テントに戻ってお休みです。蚊取り線香をテントに吊し、さあ、寝るだけだと思いましたが、「あ、そう言えば歯を磨くの、忘れてた!」と私が言いますと、K子ちゃんは「明日の朝磨くから~」。更に私が「何言ってんの、虫歯になるよ」、K子ちゃんは「大丈夫だよ~」・・・。側で聞いていたY先生が「こら!大丈夫なわけないでしょ。そう言う問題じゃないって!」と一喝しました。渋るK子ちゃんを引っ張り出して三人で、歯を磨いてからようやく、寝ることができました。とは言っても、夜の9時台は蒸し暑いし、寝苦しいしでなかなか寝付けません。私とY先生が寝たふりをしていますと、K子ちゃんがこの暑いのに毛布を額まで引き上げて被っています。暑くないのかな~と思っていると毛布の中からガサゴソ…。次いでバリボリ……。「!!??」私は、視力が極端に悪いのでとっさに目を見張っても何も見えません。Y先生が「K子ちゃん?あんた、何やってるの!お煎餅、囓ってるでしょ。歯を磨いた後なのに~~!」と、K子ちゃんの毛布を引っぺがして怒りました。「ごめんなさい…」と神妙なK子ちゃん。

私は…ですね、笑っちゃいけないと思いましたけれど、もう、可笑しくて笑いを堪えるのに苦しかったですよ。それでも、何とかまじめな声を出すのに成功したので「K子ちゃん、先生たちは眠いのでお説教は明日の朝にします。T先生(主任の先生)にも言いつけるから覚悟しなさいよ!」と、宣言しました。(K子ちゃん、その一言でがっくりしていました)翌朝、Y先生がT先生に「K子ちゃんのお煎餅バリバリ」事件を訴えました。折悪しく(いえ、折良く?)、朝は雨が降っていましたので、T先生は「K子!お前が夜中に菓子なんて食うから、お天気の神様が怒っちゃったじゃないか!見ろ、雨降ってるぞ」。またしても、私は笑い出しそうになりましたが、当のK子ちゃんには本当に「ヤバイ!」と思えたようです。

「毛布を被って、ばれないように工夫する辺りが、知能犯だよね」「どうせやるなら、完全犯罪にすれば良いのに。トイレに行くふりをして外でバリバリやれば良かったのよ」「よりにもよって、私らの耳元で煎餅を囓るなんてね」…、というのはキャンプが全て終了してからの私たち教員同士の会話です。何ともはや、困ったお嬢さんだ、と頭を抱えてしまう一方で、やることが可愛いので、真剣に話し合っているつもりでもついつい、笑い話になってしまうのですよね。二日目も楽しい一日でしたが、これは、次回に。

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2006年7月15日 (土)

キャンプ①

今週は12日のキャンプに行ってきました。

前々から、子供たち全員が心底楽しみにしていた行事だけあって、出発当日はどの子も最高に浮かれて登校してきました。お天気も上々、Y先生に「神様は男に違いない!」と言わしめるくらい、お天気の神様に受けの良いK子ちゃんのお願いがしっかり届いたようです。炎天下ではなく、適度に曇っていてありがたい天候でした。キャンプ地までは、私鉄、JR、市営バスを乗り継いで行くのですが、これがまた、子供たちには嬉しいのですね。1時間ほどでキャンプ場に着き、休憩した後は早速テント張りです。練習時よりも、風が強くて煽られそうになりながらも、ちゃんとテントが完成したのは立派だと思いました。その後はお昼ご飯を食べてから、お楽しみの川遊びです。前日雨が降ったので、川の水が綺麗で適度に冷たくて気持ちよく、蒸し暑いお天気の中では最高の川遊びでした。川は流れがあるので、何もしなくても体が前に進みます。プールでは、浮けてもなかなか泳げなかった子たちは、スイスイと蹴伸びだけで進むので、面白くて何度も川上から川下に向かって泳いでいました。

何度も泳ぎ、おやつの西瓜も食べた後は、少し休憩してから夕食作りです。この辺りから、本校の副校長や、分教室の他の先生たちも顔を出しに来てくれました。私にとっては、最重度のS君とフルーチェを作るのが一番の目標でした。私は、100円ショップで買ったタッパーや泡立て器を組み合わせて、S君のヨダレが入らなくて、しかもS君の力で牛乳とフルーチェの素を混ぜ合わせることのできる教具を前から用意していました。なのに!なのに!!彼の怪我・勃発や大きな発作が頻発するなどでなかなか、フルーチェを作る練習どころでは無かったのです。それで、キャンプ当日ぶっつけ本番でようやく私の作った教具が日の目を見ることになったのでした。思った以上に、彼の手がよく動いてくれて、何と3種類の味のフルーチェを作ってくれました。来てくれたS君のご両親も喜んでくれました。私が「夏休みに、この教具お貸ししますよ。」と言いますと、お母さんも「良いわね。Sのお手伝いは、タマネギの皮むきとおやつ作りね」と返してくれました。これだけでもS君にとってのキャンプは成功でした。

夜は、キャンドルサービスです。例の、葛布のランプに灯を入れて、薄暗い中でムードたっぷりにキャンドルサービスができました。スタンツが始まる頃には、学園の先生たちが園生たちを連れて遊びに来てくれました。大爆笑の渦の中で、キャンプ1日目が過ぎていきました。夜は夜で、面白い事件がいろいろありましたが、これはまた次回に書きます。

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2006年7月 9日 (日)

昼食中の会話から

うちの学校のお昼ご飯は、学園の食堂で給食を食べさせてもらっています。学校の子供たちだけでなく、卒業した園生、学園職員の先生たちも一緒に食事します。

食事中に私と相席することの多いS子さんは、既に20歳を超えた娘さんです。この子が、面白いことをたくさん喋るんですよ。学校や学園職員に、感心するくらいピッタリなあだ名をつけてくれて、毎度笑わせてくれます。私のことは「小犬のクッキーちゃん(何でだろう?)」、小太りの主任さんは「モグラ男爵」、痩せぎすな教頭さんは「ネズミ大臣」…。みんなへのあだ名付けから始まって、食事中はずっと喋り続けます。席の近い子たちから「S子ちゃん、うるさい!!」と苦情が来ることも…。

そんなS子さんが、苦手な物は何と、フルーツなんですよ。先週末、デザートにリンゴが出ました。甘酸っぱくてシャリシャリしていて、美味しいリンゴでしたので、私は「S子さん、美味しいよ。食べたら?」と、勧めてみました。すると、リンゴと私の顔を交互にジト目で見つめた挙げ句、「毒、入ってない?」と言い出しました。危うく牛乳を吹き出しそうになりましたけれど、堪えました。「入ってない!入ってないよ!!もし、入っていてS子さんがどうにかなっても、助けてあげるから安心しなさい」と、私も阿呆なことを言い返しました。隣で食べていたY先生が、笑い転げながら「王子様じゃなきゃダメなんでしょ?」と余計なことを言います。S子さんは調子に乗って「私は白雪姫~!」と更におしゃべりが続き、近くの子たちに私まで「うるさい!」と怒られてしまいました(笑)。

お昼ご飯の度に、いろんな会話がされますが、この日は最高に楽しい食事時間でした。学校の生徒以外の子たちとも一緒に食事できるのは、学園併設の分教室ならではかな、と思います。この楽しい食事時間も、10月から施行される障害者自立支援法によって難しくなるかもしれませんけれどね。(食事代が、倍以上の値段になりそうなのです)

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2006年7月 8日 (土)

キャンプがもうすぐ

先々週末、指導主事訪問も終わってようやく落ち着きましたので、中学部の教員たちでキャンプ場の下見に出かけました。

今回、私たちが行くのは市が管轄している「野外活動センター」です。かつては小学校だったところですが、過疎化の波に呑まれて随分前に廃校となりました。私などは大昔(小学生の頃)、まだここが小学校だった時代に、校舎を借りて初めてのキャンプを体験したんですよ。昔に比べれば、道路状況も良くなって、行き来し易くなりましたが、ド田舎なのは変わりません。近くには綺麗な川も流れていて、キャンプにはぴったりです。川の水も綺麗なので、川遊びもできます。河原が、適当な広さなので「スイカ割りができるね」「少し深いところもあるから、泳げるね」と、いろいろイメージしながら見て回りました。また、ここよりも更に山を上がったところには、地元の人たちが市の委託を受けてやっている地場産品の工房・販売所があります。キャンプ二日目は、ここで蕎麦打ち体験をさせてもらって、お昼ご飯も兼ねる予定です。私は、何度も行っていますが(地元なので)、今年転任してきたT先生は「何か、楽しそうだなぁ。川遊びの場所も、安全で面白そうだし」と嬉しげに呟いていました。

そして、先週はテントを張る練習やら、夕食を作る練習やらで過ぎていきました。昔とちがって、今は簡単に張れるテントがあり、うちの学校の子たちでも2~3回練習すれば何とか一人か二人で張ることができます。難関なのは、地面にペグを打ち込むことくらいかな?2回目の練習の時間は、私たち教員が黙って見ていると「あ、そうだった。」「魔法の杖を忘れていた!」などと、いろんなことを呟きながら、どんどん仕事を進めていまして、驚きました。あ、「魔法の杖」とは、伸縮可能な支柱のことです。細さと言い、長さと言い、魔法のステッキみたいだと子供たちは言っています。夕食作りでは、練習2回でご飯炊きがパーフェクトになった子がいました。今回は飯盒炊爨ではなく、炊飯器でのご飯炊きですから、家庭に持ち帰れます。それに、レシピさえあれば一人でカレーが作れるようになった子もいます。それだけでも、キャンプの意味があったというものですよね。

子供たちに、キャンプで何が楽しみかと訊きますと、「川遊び(スイカ割り付き)」「お蕎麦」「カレー」・・・。やはり、食べ物にまつわる活動が一番楽しみなようです。来週はいよいよキャンプ。お天気だけが一番心配ですが、二日間、楽しく過ごしたいものです。

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2006年7月 1日 (土)

お・・・終わったぁ、指導主事訪問

ここ、1~2ヶ月ほど気に掛かっていた仕事がようやく終わりました。

県教委の指導主事が学校訪問するときには、授業研を行うのが恒例だし、諸帳簿の監査、勤務状態の指導などもあります。毎年思うのは、「来校日が急に決まるよな~」と言うことですね。1ヶ月くらい前にいきなり日が決まり、「中心授業の細案を訪問日の1週間前までに送付せよ」と来るわけです。訪問日(授業日)までに日が無い、授業案を書く時間も十分にとれない、事前研の時間もやりくりしないといけない・・・。小さい学校だからまだやりくりし易いけれど、腹が立つくらいの忙しなさです。まぁ、諸帳簿の監査や指導は、教務主任が対応して褒められたり叱られたりすれば良いのですし、中心授業はメインTと一緒にみんなでがんばれば良いことです。授業の準備も大急ぎの大忙しでしたが、教材準備はやっていて楽しい仕事ですからね。

それよりも、私にとって重荷なのが「今年度の研究についての説明」でした。今年度は極端な人材難で、私が研究部の主任になってしまいました。研究自体、大嫌いな私が打ち出した今年度の方針は、「中心授業者だけが負担になる研究はダメ」「一人一事例研究(偉いベテランの先生も事例児を持つ)」・・・。如何にして教員の負担を減らして、しかもやっていて面白い研究を、というのが私を含めた研究部員の考えです。その辺りの考えをうまく、指導主事の先生に伝えないと「今年の研究はこれじゃダメだ。考え直せ!」と、面倒なことになってしまいます。今年度の研究の柱をどうやって説明するかを、グズグズ考えて資料を作るのに5月の下旬から今までかかってしまいました。それでも、先日来校した指導主事が気さくな先生だったので、助かりました。「これ、論文にまとめて提出して、賞金を目指せよぉ。10万~50万円位もらえれば、助かるぞぉ」と、冗談とも本気ともとれるようなことを言ってくれたので、ホッとしました。

バタバタと大騒ぎの、指導主事訪問が終わったら、次はキャンプです。ようやく、子供たちとの行事を楽しむゆとりが出てきました。

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2006年6月24日 (土)

葛布のランプ・完成

2週間ほど続けた、葛布織りの単元ですが先週、子供たちがそれぞれ自分のランプを作ることで、完結しました。

ランプシェード・・・と呼んでいましたが、形は行灯ですね。教材屋のカタログで、行灯のセットを購入し、フレームと豆電球や台座を利用しました。本来、和紙を貼り付けるフレームの部分に、子供たちが織った葛布を貼り付けてみました。葛布が足りない部分もでてきましたので、織物がどうしてもできなかったS君が作ってくれた絞り染めの布も併用しました。どの子も、葛布織りの最後の仕上げということで真剣な顔で、自分が織った葛布を行灯のフレームに貼り付けていました。

出来上がりは、思った以上に素朴で上等な行灯、いえランプが完成しました。完成品に実際に灯を点してみたいと思い、暗幕のある教室まで行って「点灯式」と洒落込みました。暗がりで明かりを入れると、これまた暖かくて優しい光になるので、子供たちも私ら教員も「ホ~ッ」と思わず見惚れてしまいました。「ね、これどこで使おうか?」「嬉しいね」と子供たちがワクワクと言うと、一緒にいた教頭先生が「枕元が良いんじゃないか?それに、玄関先でもおしゃれで良いかもね」と答えてくれまして、子供たちの表情も嬉しそうになりました。

取りあえず、近いうちにキャンプがあるのでキャンドルサービスの代わりに、「行灯サービス」にしないか?と子供たちと私たち教員とで、決めました。素敵な作品ができて、満足して単元を終えることができました。もう一つ、子供たちが「行灯」と「ランプ(シェード)」の二つの言葉を覚えたのも、おまけの収穫だったかな?

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2006年6月15日 (木)

葛の糸取り

先週、河原に採りに行って下処理をした葛が、うまい具合に発酵したので今日は子供たちと一緒に繊維を採りました。

発酵用の室代わりに使っているスチロールの保温箱を開けると、プ~ンとカビの匂いが鼻を突きます。さらに、自然発生した小バエもブンブン飛び出してきました。それでも、きれいな方なんですよ。昔は土に埋めて発酵させたので、その汚さと匂いは凄かったですもん。葛織物を製造している会社の社長さんが、比較的きれいな発酵の仕方を教えてくれたので、だいぶ技術が向上しました(笑)。後は、流水で腐敗した表皮を洗い流し、蔓を芯と繊維とに分けて、繊維の方を注意深く洗います。本当は、川の流水を使うと無駄がないのですが、長雨で近くの川が増水していて危険なので、今回は水道水を使いました。

見た目が汚い仕事なのですが、単純作業でもあるので子供でも大人でも、やり始めると結構はまります。近くを通りかかった空き時間の先生も、教頭さんも一緒にやりたがり、子供たちと楽しく仕事をしました。30分もしないうちに、箱一杯に入っていた葛の蔓は無くなり、淡い生成色の葛糸が何十本もできました。今年度、転勤してきたT先生が「葛の蔓一本で、これだけしか糸が採れないんだね。葛の糸って貴重だなぁ」とため息をついていました。葛布の製品が、高い理由が分るような気がする、とも言っていました。

面白い作業でもありますが、うちの学校の子供にとっては大事な活動だと私は思っています。手が汚れて、臭い・不快だと感じるような工程を経て、きれいな葛布ができるんですからね。

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2006年6月14日 (水)

救急法講習会

水泳の季節が近付いてきましたので、今日は毎年恒例の救急法の講習会がありました。

大きな学校だと、講師が来校してくれることもありますが、うちのような小さな学校では無理です。そこで例年、管内の消防署まで私たちが出向いて講習を受けています。受講する人数が少ないと言うことと、署内には出番待ち(あるいは残業中)の救急隊の人たちが何人も控えていると言うことがあり、毎年とても手厚い指導をしていただいています。マン・ツウ・マンとまではいきませんが、私たち2~3人に救急隊員の方が1人の割合で付いてくれて、人工呼吸から心マッサージ、AED(除細動機)の使い方まで何度も繰り返して練習します。うちの学校は、山の中なので救急車が到着するまで時間がかかるし、現在は養護教諭(保健室の先生)がいないので、もしものことを考えると、私たちの方も真剣に受講せざるを得ません。だからでしょうか?消防署の方も真剣に、熱心に教えてくれます。

ところで、今年度は学校に設置されたAEDを使えるようにするためには、認定証をもらわないと駄目だということで、来週は簡単な試験があるんです。「試験~!?」と悲鳴をあげたのは私だけではありませんでした。教頭さんは「追試はありませんか」と聞き返していました。果たして、来週の試験に我々は無事合格できるんでしょうか?

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2006年6月12日 (月)

交流会

近所の中学校との交流会がありました。

聞くところによると、昨年度は「この子たちは一体何しに来たんだ??」というような、イマドキの中学生ばかりだったそうです。うちの学校の生徒は放ったらかしで、友達やカレシ・カノジョとのおしゃべりに興じていた・・・!!と、昨年度の担任たちはお冠でした。その前評判を聞いていたので、どうかな?と身構えていましたが、今年の中学生たちは意外に感じの良い子たちが多くて、ホッとしました。中には、昨年度の行いを反省して、再度来ているらしい子もいました(笑)。私が付いていたS君は、うちの中学部の中でも最重度の生徒で、友達と一緒に活動をすることが難しいお子さんでもありましたが、ゆったりと話しかけてくれました。今回は、農場作業を一緒に行ったのですが、S君や私と一緒に草取りをしたり、S君と一緒に溜まった草を捨てに行ったりと、彼ができる範囲で活動を共にしてくれました。中には私に「こういう学校の先生になるにはどうしたらいいの?」と、進路相談(?)を持ちかけてくる子もいて、いつになく楽しく作業ができました。

昨年度までは、小学部にいたので交流校も小学校でした。それはそれで楽しかったのですが、大人になりかけている中学生くらいの年代の子たちが交流してくれるのも、心強いものだと思いました。

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2006年6月 9日 (金)

葛採り

葛布織りの単元が始まるので、空き時間を使って葛の蔓を採集しました。

本当は、梅雨明けくらいの時期だと蔓が勢いよく伸びていて、良い繊維が採れるのですが、間に合いませんので少し早めに近所の河原まで出かけました。あまり期待はしていませんでしたが、地面に這っているような真っ直ぐで丈夫そうな蔓がよく伸びていました。限られた時間でしたが、作業用の大鍋一杯分くらいの蔓を採集することができました。ホクホクして学校に戻り、早速大鍋で茹でました。

そうこうしているうちに、S君が「何してるの?」と近寄ってきました。この子は、今年になって転校してきた子で、葛布織りの活動は初めてです。葛の糸を採るための下準備をしているのだと答えると、「ふ~ん?何か美味しそうな匂いがするね・・・」と首を傾げていました。彼が言っている美味しそうな匂いとは、豆の匂いなんですね。葛は豆科です。蔓をゆでるとまるで枝豆を湯がいているような匂いがするのです。

これから、蔓を茹でて、発酵させて、繊維を採って・・・と、糸を採るまでに長い時間と、根気が必要です。「何か、面白そうだね」とS君。私が「面白いけれど、根性がいるよ」と言いますと、「良いよ、面白そうだもん」。この葛布織り、うちの学校の風物詩でもあります。

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2006年5月15日 (月)

お茶

「総合的な学習の時間」の一環で、お茶に関する学習を始めました。

今日は、手始めに子供たちに自力でお茶を煎れて貰い、お互いに試飲し合って、どの子が一番美味しく煎れられたかを競いました。今日はどんなにおかしな煎れ方をしようとも、私たち教員は危険が無い限り黙って見守りました。いろいろな場面がありましたよ~。分けて貰った茶葉を全部ドサッと急須に入れてしまい、傍で見ている先生が思わず「ウッ」と声を出してしまったU君。更に、ジ~ッと待ち続けるのでそれこそ薬湯のようなお茶が入りました。そうかと思えばT君は、適当に茶葉を急須に入れお湯を注ぎ…、とまあ、ここまでは感心して見ていられましたが、一時も待たずにさっさと人数分のカップに注いでしまいました。しかも、少しずつ均等に注がないので薄い色から、濃い色までカップによってはっきり濃淡が分かれてしまいました。一番、上手だったのはK子ちゃんだったかな。お茶の味は、子供によって好みは分かれました。濃いお茶が好きな子、薄いお茶が好きな子…。もっとも、U君が煎れた薬湯のようなお茶は、煎れた本人も「ペッ、苦い、渋い!」と言っていましたけれどね。でも、感心なことにどの子も、急須の使い方も茶漉しの使い方も良く知っていました。

今は、新茶の季節。お茶が美味しい季節です。お茶といえば、ペットボトルのお茶を思い浮かべる子供さんも多いと聞きますが、急須で煎れる普通のお茶の美味しさはまた、格別だと思います。うちの学校の子達が意外にお茶好きなので、妙に安心した一日でした。

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2006年5月13日 (土)

本日は誕生日でした(///)

昨日、子供たちが予定帳を書くのを指導していて気が付きました。

「あっ」と、つい声が出てしまい、K子ちゃんに「ほえ?みかん先生、どうした?」と鋭く聞かれてしまいました。まあ、隠すこともないので「うん、明日が誕生日なの」と言うと、「おめでとう!でも、何で言わなかったの?」とK子ちゃん。すっかり忘れていたと言いますと、信じられないという表情でした(笑)。他の子達も、ケーキは?プレゼントは?と言い出しました。思わず「何回目の?なんて訊いたら怒るからね~」と言うと、S君はお腹を抱えて大爆笑でした。私は、居合わせた先生たちと一緒に「う~ん、大人になると誕生日は忘れるもんだよね」「免許証の書き換えは覚えているけれど」「誕生日って、いつから疎ましくなったかね~?」とブツブツぼやき合いました。

ところで、昨日が終わって本日の午後のこと。たった今、化粧品を愛用しているファンケルから、プレゼントが届きました。そう言えば2~3ヶ月前に「何が欲しいですか?」と希望を聞かれたのでした。贈られた箱の中身は、可愛いコーヒーカップが二客。営業行為とは分かっていても、バースデープレゼントは嬉しいものですね。(自分の年さえ忘れていれば!)さて、この記事を書いていたら、なんとなくケーキの類が欲しくなってしまいました。ですが、外は雨。たかだか自分の誕生日でケーキを買うのも何かな~?とも思いましたので、簡単なお菓子を作ることにしました。前に、教材研究のために買って余った、蒸しパンケーキの素がありましたので(笑)。しかも、100円ショップで買った物。ここで使わなければ永久に忘れてゴミになる、と強引に自分に言い訳して、早速作りました。

この後、両親と3人で蒸したてのケーキでおやつにしました。普段はほとんどおやつも食べないのですが、たまには良いよね、お休みだし・・・。自分で自分の誕生日を祝うというのも悪くないなと、何となく楽しい気分で、誕生日の午後を過ごしました。

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2006年5月10日 (水)

葛布織り

梅雨が明けるころになると、学校の周りには葛のツルが生い茂ります。

毎年、うちの学校の中学部では葛のツルを採集して、繊維を採り、簡単な葛布を織ります。本格的な機織は難しいので、簡単な仕組みの枠織り機を使って、手ぬぐいの半分くらいの大きさのものを織るのです。今回、私がその単元のメインTを仰せつかりました。葛布を織ること自体は、子供たちも良く分かっていて、見通しを持って仕事に取り組むことができます。毎度、頭を悩ませるのは、子供たちが苦労して織った葛布を使って何を作るか、と言うことです。葛布の素朴な風合いを生かして、でも、一見豪華に見えるものって何かな…?この2~3年で、ウォールポケット、タペストリー、衝立・・・と、大物はあらかた作り尽くしています。大物、とは言わないかもしれないけれど、今、私の頭にあるのはランプシェードです。ランプシェードだけれど、形は大きな行灯のような形を作ったらどうだろうか・・・?と、思案しています。ずっと前に、どこかのお寺かお城の一角で、和紙のランプシェードを見たことがあるのです。その和紙の色合いが丁度、葛布に良く似ていました。光がとても淡くてやさしい感じだったのが、印象に残っています。

他にも、いいアイディアが浮かぶかもしれませんので、一生懸命考えているところです。今年も、良質の葛糸が採れると良いなと願っています。ついでに、いいアイディアが浮かぶと良いな。良いのができたら、どこかの作品展に出したいしなと、思っています。

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2006年5月 2日 (火)

バス遠足

つ…疲れました。今日は、学園主催のバス遠足でした。しかも、親子バス遠足。

私は、お母さんが来られないK子ちゃんと一緒です。K子ちゃんは、実は昨日の朝からバス遠足だと言うので、かなり浮かれていました。今朝も、顔を合わせたとたんに「みかん先生、おはようございます!」と、抱きつかれてしまいました。で、バスが出発して山を降りるくらいまでは良かったんですよ。駅などにバスが停まり、よその親御さんたちが乗り込んでくるとK子ちゃんの表情も変わってきました。席の前後や隣から「ママ~」「お父ちゃん!」などと嬉しそうな声が聞こえてくると、「ねぇ、みかん先生、K子ちゃんのママ、今日の帰りに迎えに来てくれるよね…」と、何度も訊いてきました。私は「来てくれるよ。だから、いっぱい遊ぼうね。何に乗る?お化け屋敷に入ろうよ」…などとK子ちゃんの気持ちを逸らしながら、答えました。もちろん、思いっきり声は明るく!ですが、仕方が無いとは分かっていても、可哀想で胸が詰まりました。毎日一緒に暮らしているんならともかく、普段から親元を離れているんですからね。

バスでの乗車時間は思いのほか、と言うより思った通り、長かったです。何せ、ゴールデンウィーク中の高速道路ですからね。大渋滞とは言えませんが、それなりに混んでいます。長いことバスに揺られて、目的地の遊園地に着くころには、K子ちゃんの気持ちはすっかり、アトラクションに移っていました。K子ちゃんに付き合って、いろいろ乗りました。特に、室内ゴーカートは彼女にハンドルを任せて、私は隣に乗りましたので面白いやら怖いやら…!他人に運命を委ねるって、不安なものだと思い知りました(笑)。ちょっと、酷いじゃない!と思いましたので、今度はK子ちゃんの怖がるお化け屋敷に誘いました。最初、K子ちゃんは楽しいファンタジックなアトラクションだと思ったようで、「行こう!」と私の手をグイグイ引っ張って行きました。で、中を覗くと如何にもお化け屋敷らしいオドロおどろした雰囲気でしたので、彼女は「ヒッ」と息を呑み、「ダメ!なし!これ止め~!」と叫びながら、ものすごい力で私を引き摺って、その場を離れました!(笑)

いろいろ楽しんだ後はお小遣いで、おやつを買って食べました。で、食べちゃった後でK子ちゃんは言いました。「あ~、ママにお土産買いたかったな」…。グッときましたね。やはり、K子ちゃんのお母さん、来て欲しかったな。この後、K子ちゃんはお家に帰れるのだけれど、年に一度くらいは親子で楽しむ時間も欲しかった。日頃、子供さんと接していない分ね…、などと思いながらの一日でしたので、妙に疲れました。体よりも気持ちがね。

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2006年5月 1日 (月)

夏日!

今日は、暑かったですね。全国的に、夏日だったのではないでしょうか。

今朝の朝の会で、主任のT先生が子供たちに「今日は、何月何日か分かるか~?」と、尋ねました。みんな、ボケ~としていましたがK子ちゃんが「5月1日ね」と、スパッと答えてくれました。そこまでは良かったのですが、ホケホケと「もう春ねぇ~」と続いたので、思わず笑ってしまいました。「もう、春とは言わないかも。初夏だよ。もうすぐ夏ね~、だよ」と、周りの先生たちが言いましたら、K子ちゃんの顔がパッと輝きました。この後、彼女は何も言いませんでしたけれど、心の中が見えるような気がしました。きっと、「明日は遠足、次はプール、その次はキャンプ、夏休み!」ぐらいに思っているんじゃないでしょうかね。そう思っていると、隣の教室からは、小学部の先生の声が…!「M子ちゃん!荷物が多いと思ったら、水着まで持ってきたの?まだプールじゃないわよ!!(笑)」

暑いと、子供たちにとっては心躍ることがあるんだなと、何だか懐かしいような気がしました。とは言え、急な気温の変化には参りました。今日の午後は出張でしたが、さすがに暑い中、交通量の多い街中を歩くのは気疲れしました。

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2006年4月29日 (土)

バス遠足の準備

連休前に、併設されている学園主催の親子バス遠足があります。学園に入所している子(大人もいます)と、その親御さんとの遠足です。今日は、バス遠足用のおやつを主に買出ししました。

家庭に何らかの問題があるから入所している子が多いので、親御さんは来ない子もかなりいます。学校の子でも、事情は同じです。私たち教員は、親御さんが来ない子達の親代わりを、この日は務めるのです。子供によっては、親御さんは来ない、小遣いも少なくて遊園地に来てもアトラクションにもあまり乗れない、と気の毒な子もいます。楽しそうな親子連れを横目で見ていれば、誰でも気持ちが萎んでしまいます。子供たちが小遣いを気にしなくても楽しめるところなら良いのですが…。ちょっと見当がつかないので、せめて、おやつくらいは余分に用意していこうと、毎年思っての準備です。

何だか気が重くなる行事ですよ。学校が企画・運営する行事ではないので、口出しもあまりできませんけれどね。「自分のところには、お父さんもお母さんも来ないんだ」と子供が思い知るような行事は、感心しないよなぁ…。ぼやきたい心境です。

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2006年4月28日 (金)

かお かお どんなかお

ごく、薄い簡単な絵本です。K君の個別指導の時間に、いつも読んでいます。

最初は、K君が顔の部位や「かなしい」「たのしい」といった感情をあらわす言葉をどれだけ知っているかを、私が把握するために使った本でした。意外にもK君の気に入って、毎回「読んでくれ」とせがまれます。単純な絵柄と、単純な展開の絵本なので、よく分かったのかもしれません。絵本には一切、興味を示したことのなかったK君が、初めて好んで見た絵本が『かお かお どんなかお』ということになりそうです。今日は、授業が終わったので絵本を片付けようとすると、K君が「もっと見せて」みたいな要求を身振りで示しました。私が「休み時間にも見たいの?」と聞くと、嬉しそうに「ウン、ウン」と頷きました。手渡してあげると、「いたずらなかお」「たくましいかお」の辺りをペラペラ捲りながら楽しげに見ていました。そして、次の授業が始まると、大事そうに自分の本棚(教科書をしまうための本棚)にしまいました。

絵本に興味が出てきたというのが、何とも嬉しいことだと思いますね。私の経験則からすると、好きな絵本ができると子供は驚くほど伸びますもん。他にも、単純で楽しい絵本を探してみようと、これからの授業が楽しみになりました。

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2006年4月27日 (木)

出張続き

今年度に入って、出張が急に多くなりました。

今分かっているだけで、5回はあります。小さな学校なので、分掌をいくつも掛け持ちしているためですが、溜息が出ます。もちろん、私自身が出かけるのに面倒だと言うのもありますが、小さな学校で教員一人が出張することは、負担が非常に大きいのです。なにせ、教員の絶対数が少ないので、教頭も授業に入ることも当たり前なうちの学校です。できるだけ、子供たちや同僚に迷惑がかからないように準備をしていくのですが、それでも申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

事務的な伝達などのために、現場の教員が学校を離れることは極力避けてほしいな、と思っています。

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2006年4月26日 (水)

ペンケース作り

生活単元学習で、レザークラフトを始めてから3~4日経ちました。

皮革に刻印を打ったり、着色したり…といった作業がどの子も好きらしくて、よく集中して作っています。作業の準備だって、何も言わなくてもさっさと取り掛かっています。「自分のもの」を作るから嬉しいのかとも思いましたけれど、そればかりでは無さそうです。余分に作って「みかん先生のも作る」「僕はT先生の」「お茶の先生の分」と喜んでやっています。レザークラフトという手工芸そのものが楽しいのですね。普通の大人がやっても面白いのですから、当然かもしれません。毎時間、片付けに入る前に「う~ん、綺麗にできた!」と嬉しそうに、眺めている姿って、良いものです。レザークラフトは、材料費がかさむ、という欠点はありますが「丁寧に綺麗に作る」を、体で覚えるにはよい教材だなと思っています。

ところで、Y君が私のペンケースを作ってくれています。学級費とは別に、私が個人で購入したペンケースのキッドを、仕事が早いY君に託しました。「お願いね」と手渡すと、Y君自身のペンケースを作る時以上に、慎重に丁寧に作り始めました。仕上がりが楽しみになってきました。

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2006年4月22日 (土)

百円ショップで教材開発

…と言っても、たいしたことではありません。今日はレザークラフトで使う、着色用の筆を探していました。

先週、同僚から「絵筆を使うよりも、お掃除用の便利グッズを使うと便利だよ」と教えてもらいました。その便利グッズとは、細いプラスチックの棒の先に、フエルトの様なレーヨンの小さな布片(スポンジ)を貼り付けたものです。本来は、流し台の隅っこや水道のカランのねじ山などをきれいにするためのものらしく、百円ショップによく売られているんだそうです。この、便利グッズのスポンジ状の部分に、皮革用の染料を含ませて、製品となる皮革にこすり付けるようにして着色するのです。着色と艶出しを兼ねることができ、染めムラもなくてとてもきれいに仕上がります。更に、筆で塗ることが苦手な子でも、難なく着色できると言うスグレモノです。先週は、学校においてあった便利グッズを使って好評でしたが、子供の人数に対して数が足りませんでした。そこで、百円ショップを渡り歩いて買い求めようと思いました。ところが、目的のものがどの店を探してもありません。確かに百円ショップの商品は、短期間で入れ替わるので、つい2~3ヶ月前にあっても、ずっと売られている保証はありませんよね。二日間、探し回って無いのなら諦めるしかありません。

それでも、着色用の道具は欲しいので、代用品を考えなければなりません。そこで、染料を含ませて塗りつけるのにフエルト生地を思いつきました。更に、百円ショップにはフエルト生地のような感触のレーヨンで作った厚手の布巾がおいてありました。こちらの方が安上がりでしたので、これを買ってきて小さく切りました。次に同じく百円ショップで買った、使い捨ての小さなスプーンに貼り付けてみました。不細工な作りですが、例の便利グッズを模した道具を試作しました。今度は、実際に使えるかどうかが問題です。新たにレザークラフトの作品を作る気力は無かったのですが、以前コースターを作りかけて放っておいたものがありました。ありがたいことに、模様も打ち込んであって、着色とラッカーを塗るだけになっていました。早速、色を塗ってみました。すると、塗れる塗れる!それに擦れば擦るほどコースターにもつやが出てきました。一方で、レーヨンの布巾で作った道具は、一回の着色でかなりボロボロに磨耗していました。例のお掃除便利グッズよりもヤワでした。

でも、一回の授業ごと、色毎に使い捨てていけば済むことかな、とも思いました。とりあえずは、何とか使えそうです。できれば、一緒にチームを組んでいる先生がご自宅の近所で便利グッズを探し出してくれていると助かるのですけれどね。

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2006年4月21日 (金)

個別指導が始まって・・・

1週間が経ちました。いろいろ、悩みどころの多いK君との学習ですが、今のところ1日で一番楽しい時間です。

昨年度、小学部で受け持った子は机の用意をして待ってくれていましたが、この子はまた、可愛いんですよ。言葉は無いですが、私を引っ張って学習場所まで連れて行って「やろう」と言うように誘いかけてくれるんです。今は、実態調べと昨年度までの復習を兼ねた指導をしています。なぞり書きや、色塗り、マッチングなど私の手持ちの教材(過去に作ってきた教材を作り変えたもの)を使って、いろいろ試しているところです。「ああ、こんなこともできるんだ」「手を使うことは覚えるのが早いんだ」等など、私とK君との関係が落ち着いてくると分かることが増えてきました。それでも、一番の課題を何に絞るのかを、まだ決めかねていますが、どんな学習でもこの子なら楽しく取り組んでくれそうです。

K君がこんなに個別指導の時間を楽しみにしてくれるのは、本当に嬉しいことですが半面、複雑な思いもします。おそらく、教員を独り占めできるのが嬉しいのですよね。長いこと(7年目になります)、家庭を離れて集団生活を送っているK君です。寂しくないわけがありません。学園に帰れば学校以上に、大勢の子供たちと先生を共有するわけですからね。それに、担当の先生はいても、交代勤務で常時いてくれるわけではありません。きっと、子供たちなりにストレスやら寂しさやらを感じていると思います。

学校での学習で、マン・ツー・マンの指導が必ずしも良いとは限りませんが、この学校の子に限っては必要な時間だなと思っています。

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2006年4月19日 (水)

焦る・・・!

というのは、今年度から個別指導を担当することになった、中学1年K君の学習内容です。

歴代の担任の話や記録から、認知力の面での伸びがなかなか厳しいらしいことは承知していました。確かに、やってみるとなかなかのツワモノです。色や形、数、物の名前などなど、彼自身にとって必要としないことだから、覚えられないのかもしれないなぁ、とも思いました。認知力の弱さを補うかのように、状況判断の力は抜群に良いのですけれどね。それはともかくとして、ファイルにプリントを綴じ込む、箸を使う、輪ゴムでとめる、セロテープを使うなどなど、基本的な生活動作で身についていないことが多いと言うことに、私はショックを受けました。まじめな話、施設から親元に戻って、地元の授産施設で働けるようになってほしい彼にとっては、必要な力です。それに、気持ちが荒れてきたときに自分の力で、気持ちを静める手段を身に付けることも…。でないと、K君、おばあちゃんやお母さんたちに敬遠されてしまう。

やってあげたいことは山ほどあります。でも、時間はあまりない!小さいころから家庭から引き離されて育ってきたK君。お母さんや弟さんたちと暮らしていく上で、困らないようにしたい、家庭に帰してあげたいと思っています。今年1年間で、どこまでできるか分かりませんが、今はともかく教材を開発することかな。焦る気持ちを抑えて、できることを増やしていかないと…。でも、焦るなぁ。

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2006年4月18日 (火)

お弁当つくり

子供たちが、集めてきたワラビやらタケノコなどを使って、お弁当を作りました。

お弁当を持って、近くの河原まで行ってお昼にしよう、新一年生(たった一人のK君)の歓迎会をしよう、というのが目的です。メインの先生が、子供たちが一人で作れるように手順を絞り、簡単な料理を考えてくれましたので、どの子も教員の手はほとんど借りずに作ることができました。そのため、最終的にはみんなが「僕は、タケノコご飯を作った」「僕は、アスパラのベーコン巻きを作ったよ」と自信を持って言うことができました。

毎年続けてきた為に、うちの学校の子達は季節に敏感になりました。春になれば「タケノコ、ワラビ、ヨモギ」、少し暑くなってくると「葛織りだね」、秋になれば「お芋掘り!」。私たちが何も言わなくても、子供たちから言い出します。季節と、食べ物、身近な行事が一致しているって、素晴らしいことだと私は思っています。だって、人生の楽しみの一つですもの。今時の子って、旬の食材に疎い子が多いと言いますしね。

出来上がった弁当は、豪華でしたよ。一人一品ずつ作って持ち寄った弁当ですが、中身はその辺の弁当屋に負けないくらいでした。売れるかも・・・(笑)。

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