書籍・雑誌

2012年8月28日 (火)

夏の読書の締めは・・・

どうやら、怖い話で終わりそうです。

 

今、読んでいるのは宮部みゆきさんの『おそろし』です。いつも古本屋のお世話になっているのですが、珍しく普通の本屋さんで新刊として売られている本を買いました。宮部みゆきさんの時代小説は間違いなく面白いので、迷わず!!です。他の本をちょうど読み終わったので、一昨日くらいから取り掛かりました。そして、面白いんですよ、確かに。最初の内は何となく不気味だけれど、魅かれる内容でしてね。でも、一節読み終わる度にホントに怖くなってくるんです・・・。で、怖いからって止められるもんでもなく。先が気になるのでね。すっかり魔力に取り憑かれてしまいました。

 

実は母も私が買ってくる本を喜んで読んでいます。母は、私の前にこの『おそろし』を読み終わっているんですが、曰く「や~、本当に怖かった。一人で読んでると怖くてね」などと言っています。まあ、母の場合はちょうどタイミング良く(?)、読書の合間にテレビでやっていた怪談のお芝居と噺を連チャンで見てしまったので、怖さに拍車がかかったみたいです。怪談の話題になってくると「だんだん怖くなってくる。この話、止めようよ」なんて言うくらいだから、この本はホントに怖いお話になっているみたいです。

 

夜中に読むのはやめておこう、夢に出てくると嫌だしな…とちょっと本気で考えています。夜、練る前に読む本はもっとお気楽なお話の方にしたいので、たった今から2冊掛け持ちで読むことにします。それにしても、つくづく宮部さんて上手な書き手だなと思いますね。やっぱり、大好きです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年4月23日 (土)

ひとりたび・・・

本屋で見かけた「ひとりたび1年生」(たかぎなおこ・作)がおもしろくて、母と二人ではまっています。

この本を手に取るまで、たかぎなおこさんというイラストレーターさんを存じ上げませんでしたが、ほわほわと楽しい絵を描かれる作家さんですね。御自分の旅行記を漫画で綴っていて、これが私にはとても面白く思えました。こんな風に絵で旅の様子を残せるなんて、羨ましいやら楽しいやら。一人旅が趣味みたいな私なので、妙に共感がわいてしまい、まるで自分が旅をしているような感覚になりました。全部、「分かる、分かる!!そうなのよね~」の連続。行ったことのある場所が多くて、私も過去にした旅の思い出がよみがえりました。一人旅を始めたばかりの若いころのことも思い出しました。何となくお店に入るのにためらったり、電車乗り間違えの失敗をしたりとかね。何かが憑いているんじゃないかしら、と怖い思いをした旅館もあったっけ、といろいろ記憶がよみがえりました。母にしてみると、漫画に出てくる「たかぎなおこさん」が私にどことなく似ているらしく、私の旅行の様子を見ている気分になるんだそうです。あんまりおもしろいので、同じシリーズの本を続けて購入してしまいました。

今年は教員免許更新の年でもあり忙しいのですが、やはりどこかで旅に出たいものです。旅は良いもんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年11月 9日 (日)

『あかんべえ』で一息

 昨日は、市内のふれあい広場に作業製品を生徒達と販売していたので、休日出勤でした。刺し子製品やビーズ製品が売れるかどうか、とても心配していたのですが、意外に売れ行きが良くホッとしました。

本当は天候は冷たい秋雨の一日で、しかもよそで別のイベントと重なるという、最悪の日でした。客足だって鈍いし、もう片方の革製品だって売れるかどうか怪しいもんだと密かに危ぶんでいたんです。でも滑り出してみると、数の少ない刺し子製品はあっという間に完売。手作りビーズ製品もストラップは飛ぶように売れたし、チョーカーやネックレスも好評でした。なんと高齢のご婦人方が喜んで買ってくださいました。嬉しそうに身につけている様子が販売する子ども達の励みになりました。(今のお年寄りって、おしゃれなんですね)今朝は講師を務めてくださったビーズ専門店の店長さんに、お礼のメールをしてようやく一つ肩の荷が下りました。

まだ、いろいろやることがあるのですが、取りあえず一休みです。午後は、久々にゆっくり読書をしました。といっても、ずっと前に買ってから忙しくて放っておいた本です。宮部みゆきさん著作の『あかんべえ』が手近にあったので読み始めました。なかなか面白いんですが…、これは今の季節に読むのには寒いなぁと、ちょっと後悔しました。何せ出てくるのが幾人(?)もの「お化けさん」。幽霊です。今日は昨日の秋雨からまた冷え冷えとする天気でしたからねぇ。これを読んでいるとホントに気温が低くて寒いのか、ナニかいるので寒いのか?と余計なことまで気になって更に肌寒くなりました。

この手の作品は夏休みにでも読むべきだったと早くも後悔しましたが、筋が面白いので読み出したら止まりません。ナニかが出る前に読み切ってしまおうと思います(笑)。そして、読み終わって気分がすっきりしたら、また仕事に戻ります。それまで一休みです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年9月23日 (土)

読書の秋

最近、好んで読んでいるのが司馬遼太郎の著作です。

夏休みの旅行中に、「功名が辻」を読みながら長浜周辺を歩いたのが始まりで、読み出したら止まらなくなってしまいました。今現在読んでいるのは、斎藤道三から織田信長までを描いた「国盗り物語」なんです。この人の歴史小説の面白さは、前から知っていましたけれどね。一度読み出すと、もう、逃れられない魅力があるなと思います。司馬遼太郎は幕末を舞台にした小説が多いですけれど、私は戦国時代のものが好きです。この時代のことを書かせたら、司馬遼太郎が一番なんじゃなかろうかと、今は思っています。何せ、最初の読み始めから既に面白くて、本が手放せなくなりました。急いで読む必要はどこにもないのに、まるで息を詰めるようにして次から次へと先を急いで読もうとしてしまうのですね。母は、「そんなに面白いかね~?私の話なんて上の空で読んでいるじゃない」なんて、言っていました。でも、その母も一冊を手にした途端にトリコになりました。今度は、私が話しかけても上の空です…!大正琴の練習も、実用書道のお稽古も脇に置いて読んでいたらしく、「わ~、こんなことしてる場合じゃない!」と言うセリフも時折聞こえてきます。私も本当は、悠長に読書なんてしている時間はないのに、ついつい手が本に伸びてしまいます。

今ちょうど、道三が死んで信長が駆け上っているところ。そう言えば、斎藤道三がメインのドラマって見たこと無いけれど、ドラマになったら面白いでしょうね?誰か、ドラマ化してくれないかなぁ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年4月28日 (金)

かお かお どんなかお

ごく、薄い簡単な絵本です。K君の個別指導の時間に、いつも読んでいます。

最初は、K君が顔の部位や「かなしい」「たのしい」といった感情をあらわす言葉をどれだけ知っているかを、私が把握するために使った本でした。意外にもK君の気に入って、毎回「読んでくれ」とせがまれます。単純な絵柄と、単純な展開の絵本なので、よく分かったのかもしれません。絵本には一切、興味を示したことのなかったK君が、初めて好んで見た絵本が『かお かお どんなかお』ということになりそうです。今日は、授業が終わったので絵本を片付けようとすると、K君が「もっと見せて」みたいな要求を身振りで示しました。私が「休み時間にも見たいの?」と聞くと、嬉しそうに「ウン、ウン」と頷きました。手渡してあげると、「いたずらなかお」「たくましいかお」の辺りをペラペラ捲りながら楽しげに見ていました。そして、次の授業が始まると、大事そうに自分の本棚(教科書をしまうための本棚)にしまいました。

絵本に興味が出てきたというのが、何とも嬉しいことだと思いますね。私の経験則からすると、好きな絵本ができると子供は驚くほど伸びますもん。他にも、単純で楽しい絵本を探してみようと、これからの授業が楽しみになりました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年3月19日 (日)

鬼平シリーズ三昧

風邪を治したくて、昨日・今日と外出を避けていました。その間、ずっと本ばかり読んでいました。

主に読んでいたのは、鬼平シリーズです。母に買ってくるようにせっつかれて、9、10巻と買ってきたものの、当の私は忙しくてなかなか読んでいられませんでした。一応、成績処理も全て終わり、本年度も卒業式と修了式のみですから、この土日は読書にうってつけでした。ところで、初めて買ったはずの鬼平9巻でしたが、何だか読んだ事があるような筋でした。平蔵が毒を盛られる…の辺りが何となく覚えがあるんですよね。ですが、密偵のおまさと、五郎蔵が夫婦になるところは知らないから、断片的に知っていると言う事ですね。もしかすると、昔、本屋で立ち読みした時に読んだのかも知れないと思いました。それにしても、鬼平シリーズは面白いですね。長谷川平蔵はもちろん強くて渋くていい男ですが、同心・木村忠吾や平蔵のせがれ・辰蔵などの、少々抜けた脇役が良い味を出していて、私は好きだったりします。今までもちょいちょいと、適当に買っては読んでいましたが、巻を追って読み出すと止まらなくなりました。

妹の旦那さんが、私と趣味が同じで、何と全巻そろえていました。残りの巻を全て貸してくれたので、春休みは正に、鬼平三昧になりそうです。休みが取れれば、の話ですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月17日 (金)

両親の読書

・・・といっても、新しく本を買ってくるわけではありません。私が読み終わった本を、読んでいるのです。

去年だか一昨年、私が、読み終わった「鬼平」シリーズを父に貸し出したのが始まりです。昨年の夏は、私がはまっていた「御宿かわせみ」シリーズを、私が1冊読み終わると、父が自室へ持って行き読みふけっていました。そうしているうちに、昨秋は母が、読書に耽り始めました。父が読み終えた「御宿かわせみ」シリーズを今度は台所へ持って行き、家事の合間に読み耽りました。で、父の方が読み出すのが早かったので、読み終わるのも早いのですね。父は、「鬼平」もあらかた読んでしまっていて、今のところ面白い本が手元にないようです。母がまだ読んでいる間は、相手にしてもらえなくてつまらないらしくて「そんな本ばかり読んでいる!」「少しは仕事しろ」みたいなことを言うのですが、母は「自分だって読んでいたくせに」と言って読むのを止めようとしません。

私が「あんまり早く読むと、終わりが近付いてつまらないよ。『かわせみ』はまだ30巻までしか出ていないんから」と言いましたら、「いいの。次は鬼平シリーズがあるから♪」と嬉しそうに言っていました。そうこうしているうちに、母は「御宿かわせみ」を今出ている30巻全てを読んでしまいました。「早く、次の巻が出ないかね」と楽しみにしています。この間から、ついに「鬼平」シリーズです。このシリーズは、私は気まぐれに買い揃えたので、1から順に全て揃えているわけではありません。跳んでいる巻もあります。まだ、全巻揃ってないですし。抜けている本を買ってくるよう、せっつかれているところです。

今日も今日とて、「鬼平犯科帳」のスペシャル番組をやっていましたので、両親はそろって見ていました。やはり、私の両親なのだから趣味もある程度、私と似ているんだな、と思いました。時代小説も、歴史小説も、こんなに喜んで読むのなら、私の蔵書を(と言ってもわずかしかありませんが)、全部貸してあげようと思っているところです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年2月12日 (日)

『一日江戸人』

週末にふらふら寄った本屋で、目に留まった本です。故・杉浦日向子さんの著書でした。面白そうだったので買っていくことにしました。

帰宅してから本を開いて、まず、カバー部分に著者についての解説をちょっと読んでみました。日向子さんのきれいな顔写真と、「…最後まで前向きで明るく、人生を愉しむ姿勢は変わらなかった。」の一文が目を惹きました。そう、そうなのですよ。昔ながらの日本人の良さをきちんと理解し、「現代の日本人だって、捨てたものじゃない」と思わせてくれる杉浦日向子さんだったんですよね。本文も、結構面白くてこれを読んでから「かわせみ」シリーズや鬼平などを読むと更によく分かりそうです。江戸の町人文化は、現代日本の常識とそんなにかけ離れているわけではないので、すんなり理解できるんですよ。

ほんの1~2時間もあれば読めてしまうくらいの、軽い読み物でした。でも、この手の読み物(昔の社会風俗や生活習慣を解説したような読み物)って、私は好きです。時代小説や歴史小説の参考書みたいなものですけれども。

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2005年12月18日 (日)

『「赤毛のアン」の生活事典』

数年前に、本屋で見つけて思わず購入してしまった本です。

先日の日記に書いたとおり、『赤毛のアン』シリーズは、小学校時代からの愛読書です。何度読んでも面白いと思っていますし、アンの魅力は今でも褪せることはありません。しかし、アンの世界は100年以上も昔のカナダ。しかも田舎のプリンスエドワード島です。文化や生活習慣の違いは大きくて、子どものころはほとんど理解できない事が多くて、適当に想像で埋めながら読んでいました。食べ物の名前とか、服装・生活用品の名称など、大人になって読んでみてもどうしても理解できない部分があるのは変わりませんでした。とても「美味しそう」で、「華やかそう」なイメージはあるんですけれどね。

タイトルの本を立ち読みした時、アン・シリーズや昔の欧米の小説に出てくる事柄が懇切丁寧に解説されているので驚きました。「レモン・パイ」「ミンス・パイ」「さとう漬け」、「ふくらんだ袖のドレス」「料理用のストーブ」「お茶の時間」などなど、私がいくら想像しても解決しなかった疑問の答えが、全て載っているのですね。よくよく読んでみると、お菓子や料理も決して贅沢なものではないことがよく分かります。きっと、今よりも素朴な味わいのものが多かったに違いないです。服だって、何着も持っているわけじゃないし質素です。パッチワークなどの手工芸も、贅沢なものではなく、貴重な布地を無駄なく使うための知恵だったりするわけで・・・。

こういう昔の生活習慣や風俗について知る事って、私は面白いと思っています。趣味とは言わないかもしれませんけれどね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年12月10日 (土)

『赤毛のアン』

昨日の夜、久しぶりに『赤毛のアン』のDVDを見ました。

『赤毛のアン』のシリーズは、実を申せば小学校以来の愛読書です。何度も読み返していますから、ハードカバーの本は随分ボロくなっています。そういえば、アニメにもなりましたっけ。映画化されたのは私がまだ学生の頃でした。原作とはストーリーが多少異なりますが、これはこれで味わいのある作品だと思い、喜んで観ていました。

正に10年ぶりです、映画の方を観るのは。冒頭のプリンスエドワード島の美しい風景が画面に広がっただけで、胸が一杯になって涙腺が故障するのは年齢のせいでしょうか?昔は、アンの愛らしいお喋りに惹かれ、アンが巻き起こす愉快な珍事件に笑いを誘われました。でも、今ではマシュウの愛情のこもったまなざしや、マリラの厳格だけれど温かな言葉に心が緩み、思わず涙が出てきてしまうのですよ。

年齢のせいかもしれませんが、現実の社会は今、殺伐としていますものね。愛情豊かな映画や小説に触れると、懐かしさのあまり涙腺が緩んでしまうのかなとも思います。また、本も開いてみようと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (1)