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2014年10月27日 (月)

手術後三日目のこと

前日、重症者用の個室から一般用の個室に移りました。頭が痛くて氷枕や鎮痛剤、眠剤でしのぎながら夜を過ごしました。夜が明けると頭も痛いけれど、妙に体がだるくて変な気分でした。顔や手を拭いてもなんだかボーっとするし、関節が痛いし、変だなと思いながらベッドのリクライニングを起こしました。 

朝食が届いて、今日こそはちゃんと食べれるかもと思いましたが、全然ダメ。水分が欲しくて牛乳と果物、お茶だけはもらいましたが。だんだん寒気までしてきました。もう要らないや、片付けたいけれど力が出ないよ、ナースコール、手に取るのもめんどくさいなと思っているうちに母と妹が来ました。二人とも、私が真っ青な顔をしていたので大層驚いたみたいです。さっさと看護師さんを呼んでくれて、検温したら38度ちょい。手術後、常に37度台の微熱が続いていたのですが「やっぱり熱が出てきましたね」と、予想していたように言われました。掛け布団を増やしてくれて、ようやく寒気が収まりました。先生も来てくれましたが、さほど心配することもないらしく、とにかく腫瘍はきれいさっぱりとれたこと、頭が痛いのは要するに怪我と首の捻挫や肩こりから来るものだということで…。ホントかしらと疑いたくなりましたが、当初の予定を遥かに超えて長い時間かけてきれいに腫瘍を取り除いてくれたのだということが、CTやMRの画像からよく分かりました。 

その後、母や妹から改めて手術当日の話を聞くと、2時間半で手術が終わると聞いていたので、最初の頃こそ気楽にしていたみたいですが、お昼を過ぎてもいつまで経っても私は帰ってこなくて、連絡もなく、本当に生きた心地がしなかったそうです。今か今かと待っているうちに食事も摂り損ねそうになったようだし、食べても全然美味しくなかったようだし、本や新聞を読んでも頭に入ってこなかったと妹は言っていました。「暗くなってくると、心細くなってくるしさ」…。そうだったのかと、改めて心配かけたな、申し訳なかったとつくづく思いました。主治医の先生に呼ばれたときは、本当に怖かったそうです。でも、きれいに腫瘍が取れたこと、難しいところに腫瘍が入り込んでいたので、ものすごく時間がかかったけれど、結果的には成功だったことも聞かされ、心の底からホッとしたようなことを言っていましたしね。もっとも一旦、ホテルに引き上げる際には「出血があると、あっという間に失明してしまう。その時は承諾を得ている暇はないので即刻開頭手術します」とも言われたそうで、私が知らないところで本当に心配させてしまったみたいです。 

術後三日目。食欲も大してなく、熱まで出てしまいましたが、午後にはかなり元気になりました。同僚の先生が会いに来てくれたのも私に元気と力をくれました。この日は試しに新聞も読んでみましたが、読みやすく感じたのに驚きました。近眼が治ったわけじゃないのですが、すごく楽になったのです。先生は、目のことを何より心配していたみたいですが、手術後明らかに変わったのは視界だったような気がします。術前はやはり見え辛かったのだと初めて分かりました。

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コメント

 手術はうまくいったようですね。もうしばらくきつい状態が続く間も知れませんが、だんだん良くなると思います。北の空からみかんさんの回復を祈っています。

投稿: やえもん | 2014年10月27日 (月) 23時05分

ありがとうございます。
今は大分体力も回復してきたような気がします。あちこち痛いのは相変わらずですが。痛いのばっかりは時間がたたないとどうにもならないかなぁ。言ってみれば怪我の治癒ですもんね。頑張って歩いて慣らせば治るってものでもないですしね。復帰するまでに、せめて体力だけでも元に戻さないと、と思っています。

投稿: 橘みかん | 2014年10月28日 (火) 11時15分

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