夏の読書の締めは・・・
どうやら、怖い話で終わりそうです。
今、読んでいるのは宮部みゆきさんの『おそろし』です。いつも古本屋のお世話になっているのですが、珍しく普通の本屋さんで新刊として売られている本を買いました。宮部みゆきさんの時代小説は間違いなく面白いので、迷わず!!です。他の本をちょうど読み終わったので、一昨日くらいから取り掛かりました。そして、面白いんですよ、確かに。最初の内は何となく不気味だけれど、魅かれる内容でしてね。でも、一節読み終わる度にホントに怖くなってくるんです・・・。で、怖いからって止められるもんでもなく。先が気になるのでね。すっかり魔力に取り憑かれてしまいました。
実は母も私が買ってくる本を喜んで読んでいます。母は、私の前にこの『おそろし』を読み終わっているんですが、曰く「や~、本当に怖かった。一人で読んでると怖くてね」などと言っています。まあ、母の場合はちょうどタイミング良く(?)、読書の合間にテレビでやっていた怪談のお芝居と噺を連チャンで見てしまったので、怖さに拍車がかかったみたいです。怪談の話題になってくると「だんだん怖くなってくる。この話、止めようよ」なんて言うくらいだから、この本はホントに怖いお話になっているみたいです。
夜中に読むのはやめておこう、夢に出てくると嫌だしな…とちょっと本気で考えています。夜、練る前に読む本はもっとお気楽なお話の方にしたいので、たった今から2冊掛け持ちで読むことにします。それにしても、つくづく宮部さんて上手な書き手だなと思いますね。やっぱり、大好きです。
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